2013年2月4日月曜日

■中国で死傷者発生の事故続く…トラック、バス、ダム、飲食店


中国で死傷者発生の事故続く…トラック、バス、ダム、飲食店
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0204&f=national_0204_015.shtml
2013/02/04(月) 13:06

 中国では2月になり、多くの死傷者を出す爆発事故が相次いでいる。

 河南省では1日午前、高速道路の橋を通行中のトラックが爆発し、橋が倒壊した。巻き添えで他の自動車7台も転落し、10人が死亡、11人が負傷した。

 事故が発生したのは義昌大橋。大気汚染が関係するスモッグが立ち込める中で、爆竹を満載していたトラックに別の自動車が追突し、爆発が発生したと見られている。同トラックは違法に生産された爆竹を運んでいた。運送そのものも正規の手続きをしていない違法なものだったとみられている。

 爆破作業専門家の王百姓氏は、トラックが積んでいた爆竹は、爆薬1トン分の威力があったとして、「橋はこのような爆発に耐えられるよう設計されていない」として、橋の構造や材質そのものには問題がなかったとの見方を示した。

 同日午後10時ごろには甘粛省東部の寧県で走行中のバスが崖から転落して爆発した。同事故では18人が死亡し、34人が負傷した。バスは河北省を出発して寧県に向っていた。目的地点まで10分程度の場所での事故だという。

 乗客の多くは河北省で働く甘粛省出身者で、春節(旧正月、2013年は2月10日)を迎えるために帰省する途中だった。バスの定員は47人だったが、54人を乗せていた。運転手は地元の人ではなく、山道で急カーブが連続する、運転の難しい道のことをよく知らなかったようだという。

 2日午後6時ごろには、新疆ウイグル自治区ウルムチ市郊外でダムが決壊した。10万立方メートル以上の水が流れ出し、水は道路を浸し、民家の中にも入った。現地は同日の最低気温が摂氏氷点下20度で、20人以上が凍傷になった。うち1人は死亡した。

 3日午前11時20分ごろには、浙江省寧波市内の3階建て建物の1階で爆発が発生し、建物が倒壊して5人が死亡、6人が負傷した。1階には麺(めん)を供する飲食店があり、同飲食店のボイラーが爆発したとみられている。



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