2013年2月8日金曜日

■中国東方航空機で降着装置故障、ロック確認できず緊急着陸


中国東方航空機で降着装置故障、ロック確認できず緊急着陸
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0207&f=national_0207_071.shtml
2013/02/07(木) 17:39

 昆明(雲南省)を出発し、7日午後8時50分に長沙黄花空港(河北省)到着を予定していた中国東方航空機(MU5755)で、着陸直前に降着装置の故障が見つかった。同機は最終的に緊急着陸を試みることになった。中国新聞社が報じた。

 着陸直前になり、操縦室内の表示が降着装置、いわゆる「飛行機の脚」が「ロックされていない」ことを示した。そのまま着陸すると、降着装置が飛行機の重量を支えかねて格納部分に引っ込んでしまうなどで、重大な事故になる可能性があった。同機は着陸を断念し、再び上昇した。

 操縦室内では降着装置の状態を確認できないため、同機は滑走路の上を2度低空で飛び、地上からの目視で降着装置の状況を判断しようとした。航空機に積み込む燃料は、関連規則や機長の判断で余裕が見込まれているが、それでもいつまでも飛び続けていることはできない。最終的に機長が機内放送で「緊急着陸をせざるをえない」と説明。客室乗務員が厳粛な表情で、乗客に対して緊急着陸時の姿勢などを示してみせたという。

 同機が着陸したのは午後10時ごろだった。着陸は成功したが油圧が確保できないなどで滑走路で動けなくなり、牽引(けんいん)されて駐機場に向った。

 長沙黄花空港では同機の着陸を最優先したため、8便が南昌(江西省)、桂林(広西チワン族自治区)、武漢(湖北省)、張家界(湖南省)の空港に向った。

 事故を起こした飛行機の種類は伝えられていないが、スケジュール表によるとボーイング737型機。



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