2013年2月24日日曜日

■わが国の社会信頼度は失格だ…日本と米国の社会は(1)=中国報道


わが国の社会信頼度は失格だ…日本と米国の社会は=中国報道
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0224&f=national_0224_018.shtml
2013/02/24(日) 12:40

 中国社会科学院社会学研究所が先日、中国人の社会意識調査報告書を発表した。調査によると、見知らぬ人をほぼ信頼できると考える人は20%から30%。また約70%の人が見知らぬ人と「話はする」と回答した。報告書の評価では、このような社会信頼度は失格だという。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。以下は同記事より。

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 情けは人のためならず。中国人は周囲の人をもっと信頼し、寛容さを持ち、理解するべきだ。そうすれば、他者の助けが必要なときに自分も報われるだろう。

 日本:信頼社会というより自律社会

 「世界華語広播網」の日本観察員、黄学清氏によると、日本は相対的に安全で、すべてにおいて秩序のある社会である。見知らぬ人に対する態度も優しい。そのため日本を旅行する外国人は日本が好きになるし、過度な警戒心も不要である。

 日本では深夜まで遊んでも危険を感じることはないし、日本のネットショッピングは常に先払いで、売り手は買い手の入金を待って出荷する。最初からそのような支払い方式だったし、これまで大きな問題も発生していない。そのため現在もこの支払方法が一般的だ。

 日本は完全な信頼社会のようだが、米国人の47%が他者を信頼しているのに対し、日本では26%に過ぎなかったという調査結果もある。日本は互いの監視と法律によって社会の安定を維持しているのだ。

 日本人の多くが、妙なことをして周りから白い眼で見られるのに絶えられない。また、人を助けなかったら、自分も助けてもらえなくなると考えている。そのため、日本は相互信頼の社会というよりも、各人が自律する社会と言ったほうが正しいのかもしれない。

 米国:見知らぬ人に対するバリアがない

 では、早くから社会変化が進む米国の社会信頼度はどうか。米国在住の中国人留学生は、米国人は見知らぬ人に対するバリアがないようだと言う。

 米国人は見知らぬ人に対して基本的にとても友好的だ。電話を借りたり、道を聞いたり、小銭を借りたりなどは、どれも問題ない。中国人留学生は今まで壁を感じたことがないという。

 とはいえ、米国の社会問題は深刻だ。例えば、拳銃による事件が米国社会を極度に緊張させている。しかも事件の多くが身近な場所で発生しているのだ。これは米国人の隣人関係に影響を与えているのではないか。

 中国人留学生の解説によると、米国人は隣人を名前で呼びかけるが、付き合いはそれほど多くないと言う。実は米国はエリア分けを重視している。学校や学生は、エリアによって人種や社会階層が分かれている。

 あるエリアに住む人びとは似たような社会階層で、比較的安定した仕事に就いている。このような人びとが住むマンションでは、たとえ1日中留守にしていても基本的にカギを掛ける必要がないのだそうだ。



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