飛行機乗り遅れの中国の政治顧問、逆切れして空港で破壊行為
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324838304578327303764249988.html?mod=WSJ_hp_mostpop_read
CHINA REAL TIME REPORT2013年 2月 26日 15:16 JST By JOSH CHIN
中国の空港で取り乱した乗客というのは、フライトの遅延にしばしば不満を募らせている同国国民の同情を誘うのが常だ。しかし、このビデオに映された錯乱した行動は例外だ。
理由はというと、飛行機が遅れたのではなく、この乗客のほうが遅れたのだ。この男性は立法助言機関である中国人民政治協商会議のメンバーである厳林昆氏。
中国雲南省政府の公式ニュースポータルは、雲南鉱業の副理事長でもある厳氏が雲南省の省都、昆明(クンミン)の長水国際空港の関係者に謝罪するとともに、停職処分となっていることを明らかにした。
厳氏と家族は2月19日朝、空港への到着が遅すぎて、昆明発・広州行きのフライトに搭乗できなかったという。家族はそれより遅いフライトへの搭乗を余儀なくされた。だが、その便の出発時刻を誤って記憶したことから、この便にも乗り遅れた。ビデオに写っているように、厳氏は再びゲートを通過できずに激怒し、複数の警備員をはじめとする群衆が見守るなかで、付近のものを手当たり次第に破壊した。
雲南鉱業の親会社である豊立集団のウェブサイトに掲載された発表文には、厳氏は壊したコンピューターを弁償すると記載されている。
こうした謝罪や処罰は、ここ数カ月間にエリートによる悪い行為をあふれんばかりに目にしてきた中国のソーシャルメディアの利用者を満足させてはいないようだ。
厳氏に取材を試みたが連絡が取れなかった。昆明長水国際空港の電話オペレーターは電話に出なかった。
動画
http://youtu.be/3uZQ1CTASUA
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