2013年3月1日金曜日

■【韓国BBS】対馬の仏像盗難、日本に返還せず「日本の方が泥棒」


【韓国BBS】対馬の仏像盗難、日本に返還せず「日本の方が泥棒」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0228&f=national_0228_010.shtml
2013/02/28(木) 10:48

 韓国のコミュニティーサイト「ガセンイドットコム」の掲示板に「対馬の盗難仏像、韓国の裁判所が仮処分、日本には戻さない」とのスレッドが立てられたところ、韓国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

 昨年(2012年)10月に長崎県対馬市の神社や寺から盗まれた2体の仏像が韓国で回収され、韓国人窃盗団が1月末に韓国当局に摘発された。条約に基づき、速やかに返還されるとみられたが、韓国の専門家や仏教界から、日本に略奪された疑いが強く、流出した経緯が明らかになるまで返還すべきでないとの声が上がった。さらに、韓国の裁判所も日本側への返還を差し止めるべきとの判決を言い渡した。

 スレ主は、長崎県対馬市の寺院・観音寺から盗難に遭い、韓国に移された仏像について、韓国の大田地方裁判所は26日、 観音寺が仏像を正当に取得したことが証明されるまで、韓国政府は日本側への返還を差し止める判決を言い渡したとのニュースを取り上げ、これに対する日本人ネットユーザーのコメントを紹介した。

 日本人ネットユーザーの反応としては、「韓国は国家レベルで泥棒」、「失礼な泥棒国家だな、礼儀も知らない」、「今後朝鮮人は、日本の寺院に出入り禁止」などと、韓国の対応を批判する意見が多かった。

 韓国では、日本のユーザーに対抗するような書き込みが目立つ。「もともと私たちが日本に対して、泥棒と言いたい」、「仏像の起源や略奪があったことを知らないのか?」、「私たちの文化と技術をずっと盗んできたのは日本」、「エジプトも流出した文化財の返還を求めている」などと主張。仏像はもともとは韓国のものであり、返さなくてもよいとする意見が多かった。

 さらに、対馬は韓国領との主張もある。「対馬も韓国に返せ」、「対馬は私たちの土地」などの意見が並んだ。

 しかし、「いくら盗まれたものであっても、それを盗めば法的には窃盗罪になります」、「国際法も考慮する必要が」という冷静な意見もあった。

 「盗んだ人は捕まって妥当な罰を受けるはず。しかし、植民地時代に、文化財を大量に略奪したことも同じではないか」と、日本に対する歴史上の問題の“処罰”が終わっていないとの見方もある。

 それ以外も、「笑うしかない。日本人は、歴史も知らない人ばかり」、「日本人が盗んだ私たちの文化財はまだある、それもあまりにも大量にある」として、日韓併合と関連付けてこの問題をとらえている人が多く見られた。

                        ***

 日本はたとえば文化史において、韓国(朝鮮)に大きな恩恵をこうむっている。ことは事実だ。たとえば、仏教が公式に日本に伝えられたのは6世紀半ばだが、「百済から倭に伝えられた」とされている。中国文化も、「まず韓国にもたらされ韓国が十分に消化した成果」が日本にもたらされた場合が多かった。

 しかし明治維新により急速に近代化した日本に比べ、韓国の動きはいかにも遅かった。極めて早くから「完全に独立した島国」であった日本と異なり、中華を中心とする「柵封」体制化にあった韓国では「事大主義」からなかなか抜けきれず、清、ロシア、日本など周囲の強国に頼ろうとする派閥の対立が激化したことも、日清戦争、日露戦争、日本の朝鮮併合に影響した。

 現在の韓国人の対日観の深層に、古代からの歴史によって形成された誇りと近代における屈辱感が入り混じっていることは、想像に難くない。

 そのため、韓国人は時として、相当な地位にある人ですら事実を無視した“暴言”を口にして、日本人を呆れさせたり憤らせることがある。韓国(朝鮮)が支配したことも、韓国人が主たる住民になったこともない対馬について「本当は韓国領である」という発言は典型的な例だ。

 12世紀から対馬を支配した大名は「宗氏(そうし)」は、中国あるいは朝鮮風の姓を名乗っているが、本来は平安時代に始まる氏族の「惟宗氏(これむねうじ)」の支族だった。朝鮮との交易が重要な経済活動であったので、先方に通じやすい姓を名乗るようになったと考えられている。朝鮮系の大名が対馬を支配していたわけではない。



0 件のコメント:

コメントを投稿