2013年3月24日日曜日

■粉ミルクの安全すら保証できず尖閣を守れるか?=中国版ツイッター


粉ミルクの安全すら保証できず尖閣を守れるか?=中国版ツイッター
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0323&f=national_0323_029.shtml
2013/03/23(土) 13:36

 中国版ツイッター・微博の上海話播報新聞(アカウント名)さんが、中国に対する日本人によるコメントが秀逸すぎると紹介したところ、中国人ネットユーザーが次々にリツイートすると同時に、多くのコメントが寄せられた。

 上海話播報新聞さんは、日本人が中国について述べたコメントが「非常に風刺が効いている」と評価。それは「中国の若者は、自分の仕事、家、権利、自由、食品の安全、生活環境、それに子どもが飲むミルクの安全性すら保証できないのに、尖閣諸島(中国名:釣魚島)を守りたいなんて、バカげている」というものだ。

 これに対して「そのとおりだ」、「これが事実だな」、「よく言った。間違いない。脳がいかれちまっているんだ」、「ハハハ! 理に適っているな。何も守れてないよ」など、同意するコメントが大半を占めた。また、「外国人が俺たちの心の声を代弁してくれたよ」というユーザーもいた。

 しかし、「日本人も同じだろ」、「日本は、ほとんどの産業が低迷しているなかでAV産業だけは成長し続ける民族ですよね」、「小日本は自分の国すら守れないのに、中国人のことを言う資格はない」など、精一杯の反論が寄せられた。

 だが、多くは中国国内に問題が山積していることを認識する意見で「これが中国的特色ですから」、「釣魚島と俺たち庶民にはこれっぽっちも関係ない。釣魚島を心配する暇なんてないんだよ!」などのコメントがあったが、実に現実的な意見だ。

 日本も中国も国内にさまざまな問題を抱えていることは同じだが、中国社会のほうが日本より大きな歪みを抱えているといえるだろう。輸出主導の経済構造から内需主導への転換、拡大を続ける貧富の差、高騰を続ける不動産価格、言論統制、環境汚染など、挙げればキリがないほどだ。

 ドイツメディアによれば、中国の富裕層はさまざまな手段を駆使して財産を海外へ移転させており、10年間で中国から海外へ不法に流出した資産は計18兆7000億元(約260兆円)に達したという。

 現在、中国人富裕層の半数近くが他国への移民を計画していると言われる。特に人気なのはカナダ、米国、オーストラリア、ニュージーランドなどだ。移民できる中国人にとっては、中国国籍や中国人としての誇りよりも、自分自身の人生のほうがより重要であるということであろう。



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