2013年3月1日金曜日

■外国人が見た韓国は…「地下鉄が怖い」


外国人が見た韓国は…「地下鉄が怖い」
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2013年02月28日15時47分 [ⓒ 中央日報]

   「江南・江北は本当に同じソウルですか」。

  「地下鉄にはなぜ特定宗教を信じなさいと強要する人が多いのですか」。

  「物価が高いという点を除いて、他の大都市と違う魅力が感じられない」。

  ソウル市庁で7週間インターンとして活動した外国人交換学生の目に映ったソウルだ。 便利で興味深いが、時には怖いところ。それが外国人学生が経験したソウルだった。

  22日午後、1月4日から計49日間のソウル市インターン生活を終えたグローバルインターンシップ参加者37人のうち7人に会い、ソウルの印象を尋ねた。

  ソウルに対する好き嫌いは意見が分かれた。 しかし7人が共通して「深い印象を受けた」というところがあった。 韓国伝統の姿をした景福宮のような故宮でも、PSYの「江南スタイル」で世界の関心が集中する江南地域でもなかった。 それは地下鉄だった。 地下鉄の話になると、外国人学生は次々と意見を語った。

  セネガルから来たサル・アブラハムさん(40)はソウルの地下鉄は最高だと話した。 アブラハムさんは「路線が多いので、どこにでも行くことができる。しかも乗り換えが無料」と感心した。 アジアから来た学生も、欧州から来た学生も同じだった。 ポーランド・ワルシャワから来たバジンスカ・パトリシアさん(26、女性)は「地下鉄などソウルの大衆交通システムをよく学んで、ポーランドに適用したい」と話した。 シボヤさん(24、女性、中国)は「地下鉄でWiFiが使えた」と驚きを表した。

  しかし好印象ばかりではない。 ガザレ・アンサリさん(23、女性、イラン)は「ソウルの地下鉄は怖い」と語った。 アンサリさんは「突然、特定宗教を信じなさいと話しかけてきたり、騒ぎを起こしたりする人がいて、驚くことが多かった」と話した。 地下鉄内の布教はほとんどの外国人の目に不快に映った。

  チンスウェさん(29、女性、中国)も同じだ。 「特定宗教を信じろと言われるのは非常に不快で、驚いた。周りの友達も同じ考え」と話した。 地下鉄内のソウル市民の公共秩序レベルも外国人の目には合格点に達しなかった。 カトウ・カナさん(23、女性、日本)は「みんな慌てて動いているようだ」とし「地下鉄に乗り降りする人が入り乱れて怖く感じることもある」と話した。 地下鉄駅の整形外科の広告に違和感を感じるという意見もあった。

  最近、世界の関心を受けている「江南スタイル」の本場、江南はどう見られているのだろうか。 意外にも酷評が多かった。

  サブリナ・マイヤーさん(24、女性、ドイツ)は「江南の人はみんな着飾って歩いている。かっこいいという印象より、他の人たちに自慢しているように見える」と話した。 パトリシアさんも「外国車が多く、物価が高いということ以外に、他の都市と違う魅力を感じなかった」と語った。 東京出身のカトウさんは「東大門と江南があまりにも違うので驚いた」とし「韓国社会の生活レベルの差を見せているようだった」と語った。

  もう一つ、外国人学生が共通して取り上げたのが勤務文化だ。 マイヤーさんは「ソウル市民は夜にも、週末にも働いている」とし「家族との時間のために午後5時に退勤するドイツでは想像もできない」と指摘した。 他の外国人も同じだ。 パトリシアさんは「長い時間を一緒に仕事をしているのに、同じ部署の人たちが朝の運動も一緒にしていた」と言って笑った。

  外国人学生がソウル市で勤務しながら最も記憶に残ったものは何か。 ソウル図書館で勤務したアンサリさんは「子どもたちが楽しそうに本を読むのが印象的だった。イランの子どもたちはあまり本を楽しまない」と話した。 ソウル市観光政策課で働いたアブラハムさんは「ソウル市民は自分から近づかないが、親しくなれば本当に親切な人たち」と語った。

  ◇ソウル市グローバルインターンシップ=ソウル市が2008年から毎年、夏・冬休みにソウル居住外国人留学生を対象に実施するインターンプログラム。ソウル市関連部署と傘下機関で7週間、さまざまな業務を支援する。第1期から10期まで44カ国の297人が参加した。今年(第11期)は16カ国の37人がインターン生活をした。



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