2013年3月22日金曜日

■大気汚染やブタ死骸投棄に「国に感謝」揶揄の声=中国版ツイッター


大気汚染やブタ死骸投棄に「国に感謝」揶揄の声=中国版ツイッター
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0322&f=national_0322_028.shtml
2013/03/22(金) 13:31

 中国版ツイッター・微博の稗官野記(アカウント名)さんはこのほど、「北京では窓を開ければタダでたばこが吸える。上海では蛇口をひねればタダで豚のスープが飲める」という自虐的なコメントが日本のテレビ番組で紹介されたことを伝えた。

 北京では「PM2.5」と呼ばれる大気中の微粒子による大気汚染が大きな問題となっている。「PM2.5」は直径が人の髪の毛の約40分の1で、肺の奥、さらに血管まで侵入し、ぜんそく・気管支炎、肺がんや心臓疾患などを発症・悪化させ、死亡リスクも増加させるとされる。

 また上海ではこのほど、市内を流れる黄浦江で1万3000匹以上のブタの死骸が投棄され、話題となった。

 テレビ朝日の番組「ワイド! スクランブル」がこのほど、北京で深刻な大気汚染が続いていること、上海を流れる黄浦江の上流で大量のブタの死骸が見つかったことを報じたが、稗官野記さんが同報道を紹介すると、中国のネットユーザーからは「まずは国に感謝しなければ!」、「中国政府による特別提供ですね」、「これがいわゆる美しい中国です」などの自虐的なコメントが多く寄せられた。

 また、「おめでとう! 北京と上海は共産主義の実現に成功だ!」、「福利厚生ですね。これでは社会が不公平なんて言えません」など、共産主義体制を揶揄(やゆ)するコメントなどもあり、ウイットに富んだコメントが並んだ。

 しかし、「小鬼子はなんて邪悪なんだ」、「小日本は超ムカツク」など、このような報道がなされたことに憤りを表すユーザーや、「日本は毎日タダで放射線治療をしてるんだろ」など、放射能汚染問題を挙げて反論するコメントもあった。



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