2013年3月1日金曜日

■張り紙で「入るべからず」と名指しされた国の人々、飲食店店主への怒りあらわに―英メディア


張り紙で「入るべからず」と名指しされた国の人々、飲食店店主への怒りあらわに―英メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130301-00000009-rcdc-cn
Record China 3月1日(金)11時54分配信

2013年2月27日、英BBC中国語サイトによると、「日本人、フィリピン人、ベトナム人と犬は入るべからず」と書いた張り紙を出した北京の飲食店に対し、名指しされた国の人々が怒りの声を上げている。

問題の張り紙は、北京・後海の恭王府近くにある飲食店が出した。これを撮影した写真がインターネット上に公開されたことから、多くのユーザーの注目を集めた。

ベトナムの政府系新聞は「この張り紙がネット上で激しい怒りを巻き起こした」と報道。多くのベトナム国民はこれを「中国が非難されるべき極端なナショナリズムの良い例」だと認識しているという。同紙はさらに「これは愛国主義ではない。愚かな過激主義だ」との論説も掲載した。ネット上には「若い世代に憎しみを教え込むから、こんなことになる」「この飲食店の店主は中国政府に洗脳されているんだ」と非難のコメントが相次いだ。

あるフィリピン人記者は、張り紙について「北京の飲食店の露骨なレイシズム(人種差別)」とツイッターに書き込んだ。「この店主は何を言ってるんだ。中国人は胎児だろうが爪だろうが、なんだって食べるくせに!」と怒りをあらわにするフィリピン人ユーザーも。フィリピン外務省の報道官は27日、記者団の質問に「北京の飲食店の張り紙は領海主権に対する個人の立場を表したにすぎない」と答えている。



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