2013年3月24日日曜日

■ゼロックスCEOがキャリア女性に贈る5つのアドバイス


ゼロックスCEOがキャリア女性に贈る5つのアドバイス
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2013年 3月 22日 11:08 JST  By LESLIE KWOH

 米ゼロックスにインターンとして入社したウルスラ・バーンズ氏は、その後フォーチュン500社で初のアフリカ系アメリカ人女性の最高経営責任者(CEO)にまで上り詰めた。

 54歳になるバーンズ氏は、19日に開かれたカタリスト・アワード・コンファレンスで、ニューヨーク市の公営住宅で過ごした幼少期に母親が多くのアドバイスをくれたと語った。特に、母親が好んで使った言葉が、「どの場所にいるかがあなたを決めるわけではない。金持ちで有名になった時に思い出しなさい」というものだという。

 今では、多くの若い女性が、キャリアで成功するためのアドバイスを求めてバーンズ氏に集まってくる。そうした女性に同氏が贈るアドバイスを以下にまとめた。

 1.良い(年上の)夫を見つけなさい。バーンズ氏は、ゼロックス入社後に夫のロイド・ビーン氏と出会った。科学者で研究者だったビーン氏はバーンズ氏の20歳年上。「彼はすでに『大人になる過程』を終えていた」とバーンズ氏はいう。後に、2児の母でもあるバーンズ氏が仕事で頻繁に家を空けなければならなかった時、この年の差が役立った。ビーン氏はすでに退職しており、バーンズ氏はキャリアアップに注力できたのだ。バーンズ氏は「20歳年上の人と結婚するのが秘訣」と冗談を言って笑う。

 2.ワークライフバランスの定義を見直しなさい。バーンズ氏は、仕事と家庭のバランスを完璧にしようと思うのは無駄だという。その代わり、「一生かけてそのバランスを見つける」という考えに慣れるべきだと話す。「バランスを取るのは大事だが、1日や1カ月ではなく、長期的に平均したバランスでいい」というのが同氏の考えだ。

 3.時には自分を優先しなさい。バーンズ氏は、キャリアや家族よりも自分を優先することも考えるべきだと話す。「体と心の健康」を保つことができなければ、その他全てがリスクにさらされかねないからだ。

 4.罪悪感を持たない。母親は常に子供のためにいないといけないという圧力を感じることが多いが、これは実現可能でも必要でもないとバーンズ氏はいう。「子供は強いもの。全てのバレーボールの試合を見に行ってあげなくても大丈夫。罪悪感を持つ必要はない」と話す。バーンズ氏の母親も多くの課外活動に参加できなかったが、「私は大丈夫よ」とバーンズ氏。

 5.人生を難しく考えすぎない。バーンズ氏は、「人生の90%はそんなに重大なことではない。私達は熱中しすぎる」と話す。個人的には、地に足をつけて生活するために、「絶えず基本に戻ること。節度を持って、楽しみなさい」という母親のアドバイスが役だっているという。




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