2013年4月22日月曜日

■日本人観光客が急減し旅行会社が経営難に、政府に支援を要請=韓国



日本人観光客が急減し旅行会社が経営難に、政府に支援を要請=韓国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0422&f=national_0422_027.shtml
2013/04/22(月) 13:26

 円安や北朝鮮の挑発、竹島問題などが重なり、韓国を訪れる日本観光客が急減したことが22日、明らかとなった。これを受けて、韓国国内の約1万5000社が加盟している韓国旅行業協会は、文化体育観光部に公文書を送り、日本人観光客の誘致活動費を支援するよう要請した。複数の韓国メディアが報じた。

 韓国メディアは、「旅行会社93%が日本人観光客の予約率が急減、ゴールデンウィーク特別失踪」、「日本のゴールデンウィーク特需が行方不明になった、予約率の減少は93.2%」、「日本の観光客が急減、旅行業界は政府へ緊急支援を要請」などの見出しで伝えた。

 大韓商工会議所が、外国人観光客誘致のトップ60の旅行会社を対象とした調査結果によると、ゴールデンウィーク期間、日本人の韓国観光の予約率が昨年よりも「減った」という回答が93.2%に達したことが分かった。

 大韓商工会議所は、今年のゴールデンウィーク期間中に韓国を訪れる日本人観光客が昨年より10.9%減の11万4000人にとどまる見通しで、昨年9月から続いた竹島(韓国名:独島)領有権紛争や円安に続き、最近の北朝鮮リスクまで加わったことから、韓国を訪れる日本人観光客が激減しているとの見方を示した。

 日本人観光客は昨年9月以降、前年同期比7カ月連続で減少し、今年の第1四半期の日本人観光客は、前年同期比22.5%減の69万8000人にとどまった。

 一方、中国人観光客は、同期間37.8%増の72万3000人に達し、四半期ベースでは初めて日本人観光客の数を上回った。これは、北朝鮮の脅威が武力挑発につながることを懸念する日本人と違い、中国人は北朝鮮リスクに大きな影響を受けていないためと分析。また、韓流ブームが続いていることや、中国-済州間に新たに運航された航空路線が増えたことなど、安価で便利になった航空交通にも支えられてたとみられている。

 また、協会の統計によると、日本のゴールデンウィークを控えた3月19日-4月15日、国内の上位19の旅行代理店を通じて訪韓する日本人観光客は前年比33.4%減の8万8122人と暫定集計された。

 これらの状況を受けて、国内旅行会社らは経営難を訴え、政府に緊急支援を要請した。協会は公文書で「2017年までに外国人観光客1600万人達成という政府の政策目標に対応するために最善の努力を尽くしているが、李明博大統領が竹島を訪問した昨年8月以降、日韓関係が冷え込み、日本の旅行者誘致旅行会社の大半が整理解雇など経営難に陥っている」と主張した。

 協会は公文書で「旅行業界は、崩壊が懸念される切迫した状況に直面している」として、日本人観光客誘致のためのプロモーション行事費や広告宣伝費支援を求めた。




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