2013年4月10日水曜日

■【米国ブログ】帰国前に大好きな日本食を食べてから帰りたい


【米国ブログ】帰国前に大好きな日本食を食べてから帰りたい
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0409&f=national_0409_006.shtml
2013/04/09(火) 10:09

 米国人男性が、旅行や食に関する情報を発信するブログ「hungryfeet」で、日本食の魅力についてつづった。

 筆者は「もし明日命がなくなるなら、最期の食事は何を食べるか」と考えることがあるという。そして、間違いなく日本食を選択するだろうと語る。

 訪日した筆者は1週間で日本を去らなければならないと嘆き、「最後に大好きな日本食をいくつか食べてから日本を去りたい」と述べた。筆者をそんな気分にさせたのは、日本食は「シンプルな料理だが魂を感じさせること」と「自宅にいるような寛いだ雰囲気で食べられること」だという。

 そして、最後にどうしても食べたいと切望した日本食は、高級料理ではなく、複雑な技術をようする食べ物でもない、極めて普通の簡単な日本食だった。いわゆる「おばあちゃんの料理」のような素朴な食べ物が気に入ったという。多くの日本食は、ほかの国では味わえない独特の味わいがあると述べ、「たぶん新鮮な地元の食材を使っていることと、料理人の腕が良いからだと思う」と語った。

 筆者が最後に食べたいと思った日本食は、「回転寿司、ラーメン、お好み焼き」。回転寿司は新鮮で、健康的で、安くておいしく、完璧な日本食だと絶賛した。特に寿司を電車が運んでくれるのが気に入ったという。「摩天楼のように積み上げられた皿を数えて会計する」と表現したシステムも興味深かったようだ。

 ラーメンはみそ味やとんこつ味などがあるが、「一杯のラーメンを音を立てて食べると、味が口のなかに広がり、これは確かに最後に食べたい一品だ」と実感したという。お好み焼きは、「気軽で楽しい食べ物」と紹介した。基本的にはキャベツや小麦粉を混ぜ合わせるが、シーフードや肉、餅などを入れる場合もあるため、「バラエティに富んでいるのが特徴」と述べた。混ぜ合わせた材料を座席にある鉄板で自分で焼くことと、友人らと食べると楽しいのが魅力だという。

 2012年12月に行われた意識調査では、外国人が好きな日本料理として、寿司、焼き鳥、天ぷらが人気だった。一方、米国ではラーメン店が続々と出店し人気が高いという。現在全米で日本食レストランは約1万店近くあるとされるが、多くは現地のシェフや経営者なので、日本食とはかけ離れた料理を提供する場合もある。そのため日本で食べた料理をおいしいと感じるのかもしれない。必ずしも伝統的な日本食ではなく、ローカルな食べ物に人気があるという点も興味深い。



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