2013年4月2日火曜日

■【中国ブログ】ニッポン柔道と家電業界の低迷ぶりは、日本没落の象徴


【中国ブログ】ニッポン柔道と家電業界の低迷ぶりは、日本没落の象徴
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0331&f=national_0331_022.shtml
2013/03/31(日) 16:24

 中国人ブロガー「蒋豊」さんは、「日本の柔道と家電はなぜ没落したか?」というテーマでブログを書いている。

 ブロガーは、「19世紀おわりに誕生した現代柔道は、当時はさまざまな技法を生み出し、柔道を世界に広めていった。だが、この数十年ほど、日本の柔道界では革新的な技法というものがまったく生まれていないらしい」と説明。

 その上で、「この状況は家電業界の低迷ぶりとよく似ている。革新的なものを生み出せず、衰退に向かっているのだ」と言い、日本のお家芸である柔道と家電の低迷ぶりには通じ合うものがあると解説した。

 「バージョンアップやメンテナンスの技術ばかりを高め、革新的な発想が生まれて来ない。先進国のご多分に漏れず、人々は安定を求めて現状打破を考えようとしない」。家電業界などは、業績が悪化しているなかではなかなか新しいものを産み出す余裕がないということだろう。

 その上でブロガーは「日本には『保守的であるためには、革新的でなくてはならない』ということわざがある。このことわざを噛み締めれば、問題の根が見えるはずだ」と結論付けた。この“日本のことわざ”というのは日本人にはあまり聞き慣れないものだが、ブロガーの言いたいことは分からないでもない。「普遍的な価値を維持するためには、変わる続ける必要がある」というような話だろう。

 ありがちなお説教という感じもしなくもないが、日本社会が高度成長期に比べて“守り”に入っている面は確かにあるのかもしれない。



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