2013年4月22日月曜日

■路上で排尿する中国人には厳しく、欧米人には寛容な香港市民―香港紙


路上で排尿する中国人には厳しく、欧米人には寛容な香港市民―香港紙
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71464&type=
2013年4月18日 19時13分    

2013年4月16日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、欧米人観光客には寛容で、中国本土からの観光客には厳しい香港人の対応を指摘した。環球時報が伝えた。

7人制ラグビーの有名な国際試合「香港セブンズ」開催中に、ラグビーのユニホームを着た白人が銅鑼湾(コーズウェイベイ)で排水溝に向かって排尿していた。それを目撃した人々は驚いていたが、憤慨はしていなかった。しかし、それが「あの民族」だったら大騒ぎになるだろう。中国本土からの観光客が路上で子供におしっこをさせていると、その動画がすぐにYouTubeにアップされる。だが、白人のそうした動画が投稿されることはない。毎年、「香港セブンズ」の時期になると、欧米人の路上排尿をよく見かける。香港人はただ首を振りながら、小声で「困った外国人だ」とつぶやくだけだ。

香港人のこうした態度には複雑な背景がある。植民地時代の長かった香港では、外国人はたとえ香港居民であっても観光客とみなされ、何をしても大目に見られてきた。また、西洋文化に対する理解があり、欧米人が自由を尊重しながらも法律やマナーを遵守することも知っている。このため、酔っ払った欧米人が路上で排尿しても、香港人はある程度受けとめることができる。だが、中国本土人に対してはこうはいかない。

また、香港人は中国本土人以外には親切だ。私の友人がレストランで「水が欲しい」と普通話(中国本土で話されている標準語)で頼んだところ、いつまでたってもテーブルに届けられることはなかった。だが、外国人の私が頼むと、すぐに水は届いた。中国本土からの観光客が香港人に冷たい目で見られるのにはそれなりの理由がある。しかし、これからは欧米人観光客の不届きな行為も同じようにYouTubeに投稿すべきではないだろうか。



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