2013年4月10日水曜日

■【米国ブログ】日本人は食への思いが強く、食に関する映画が多い


【米国ブログ】日本人は食への思いが強く、食に関する映画が多い
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0408&f=national_0408_008.shtml
2013/04/08(月) 10:05

 米国人男性が、日本文化に関する情報を発信するブログ「tofugu」で、食をテーマにした日本の映画を映像とともに紹介した。

 筆者は、「日本人の食に対する思いは強い」という印象を持っている。映画やテレビ番組に関していえば、米国の映画では食べ物をテーマにした映画はそれほど多くないという。たとえあったとしても、社会的なテーマを意識したドキュメンタリーで、食自体がテーマであることは珍しいと指摘。

 一方、日本映画は対照的で、食べ物そのものにフォーカスするため、映画を鑑賞するうちに空腹を感じるのだという。さらに、テレビでも全米で有名な「アイアンシェフ」を米国にもたらした国だと語る。

 日本の食べ物関係の映画で、最も食欲をそそるのは、「タンポポ」だと述べた。米国では「ラーメンウエスタン」と紹介された。タンポポという名の女性が主人公で、売れないラーメン屋を立て直す物語だと内容を説明し、「もしこの映画を見て食欲を刺激されないなら、胃がないかもしれない」とユーモアを交えて語った。

 また全米で絶賛された映画「二郎は鮨の夢を見る」は、世界最高の寿司屋といわれる銀座の「すきやばし次郎」の店主・小野二郎さんと、寿司職人の世界に迫るドキュメンタリー映画だと紹介した。「世界一の寿司職人にどうやればなれるかが分かる」ことや、「小野二郎さんの体験談から寿司の哲学と人生を探索する」姿に感動したと伝えた。見どころは新鮮な寿司を接写し、醤油(しょうゆ)をつけておいしそうに食べる瞬間をとらえていることだという。

 そのほかに「UDON」(うどん)や、南極料理人などを紹介した。「千と千尋の神隠し」は米国でも人気が高い映画だったが、食のシーンは特に印象的で、「食べ物がすべて絵で描かれていたにも関わらず、食欲をそそられた」と描写力を評価した。

 食に関する映画は米国にもある。2008年に公開された「フード・インク」は米国の食品産業界の問題点に関するドキュメンタリー映画として注目された。

 一方、日本映画では「かもめ食堂」や「食堂かたつむり」では、おいしそうな料理がでてくる。また、1980年代の「グルメブーム」のきっかけの1つともいわれる料理漫画「美味しんぼ」も画期的だった。筆者が指摘するように、日本には食に関する映画や漫画は多く、つい食欲がそそられる気持ちも分かる気がする。



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