2013年4月22日月曜日

■<鳥インフル>人から人への感染、当局のあいまいな言い回しに不安高まる―中国版ツイッター


<鳥インフル>人から人への感染、当局のあいまいな言い回しに不安高まる―中国版ツイッター
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71477
2013年4月18日 19時54分    

2013年4月17日、中国東部を中心に感染が広がっているH7N9型鳥インフルエンザについて、中国疾病予防コントロールセンターの馮子健(フォン・ズージエン)主任は「人から人への感染」の可能性について調査を開始していることを報告した。

中国国家衛生・計画生育委員会の発表によると、17日現在、感染者は82人に、死者は17人となっている。うち、初の人への感染例として報告され、3月上旬に死亡した2人の男性に関連して、同じ病院に入院していた4人が感染していたことが明らかになった。うち2人は、死亡男性の息子。また、これとは別に、上海で死亡した女性1人の夫が発病したことが確認されている。こうした2件の「家族間感染」について当局は注視している。

この発表について国内各メディアの報道は消極的だ。18日付の報道では以下のような見出しが並ぶ。

「国家衛生・計画生育委:限定的な“人から人への感染”の可能性も否定はできない」(科学時報)
「人から人への感染疑惑、国内の専門家権威は『慎重に対応すべし』」(人民日報)
「専門家:限られた少数の家庭で発生した感染例で“人から人への感染”は証明できず」(中国大手ポータルサイト・新浪)
「広東省疾病予防コントロールセンター:人から人への感染率に増加なし」(中国新聞社)
「香港衛生防護センター:人から人への感染は限定的」(香港大手ポータルサイト・新浪香港)

しかし、一般からはさまざまな受け止め方が出ているのが現状だ。当局による「“限定的な”感染も否定はできない」という奥歯に物の挟まったような言い方が、逆に不安をかきたてているとも言えよう。 “中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトには以下のような意見が見られた。

「限定的な可能性を否定できない?なんじゃそりゃ?」
「しているならしていると言え、何が“限定的”だ」

「つい数日前までは人から人への感染はないって言ってたよね?」
「ほーら、また言い分が変わった」
「実はもう人から人への感染を確信しているんだろうね。ただ混乱を避けるために言わないだけじゃない?」
「人から人にはもう感染してるよ。まずはワンクッション置いているだけの話。みんな、気をつけて!」

「中国には問題ある“専門家様”が多すぎる。毎日これだけ感染者が増えてるんだからマトモな状況じゃないに決まってるだろ」
「このところ最も信用ならないのが専門家の発言だ」

「政府機関の公式発表は何のためにもならない!!!」
「あーあ、SARSの二の舞だね」
「もう感染は抑止しきれないのかな?」



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