2013年4月15日月曜日

■【米国ブログ】日本にはおみくじなどの幸運のアイテムが多数ある


【米国ブログ】日本にはおみくじなどの幸運のアイテムが多数ある
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0415&f=national_0415_023.shtml
 2013/04/15(月) 10:04

 米国人女性が、日本に関する情報を発信するブログ「1000thingsaboutjapan.blogspot」で、日本の「ラッキーアイテム」についてつづった。

 長年日本に滞在していた筆者は、日本の「ラッキーアイテム」が懐かしいという。米国にも「四葉のクローバー」や朝、家を出て一番に拾った1セント硬貨を幸運のお守りにする「ラッキーペニー」などがあるが、たくさんの「ラッキーアイテム」が存在するわけではないという。

 しかし、日本に滞在して、「日本では、幸運に関する文化的な習慣が米国とは異なる形で広がっていることを知った」と語る。例えば、おみくじは、新年に祝う行事の1つとして、人々は容器に入った長い棒を引き、来るべき幸運のレベルを予測するものだと紹介。

 おみくじのようなラッキーアイテムはさまざまなイベントで多用され、日本中の神社で売られていると感じたようだ。この現象は米国人にとって不思議だという。「米国ではギャンブラーでないかぎりラッキーアイテムの存在は小さい」と語る。それに比べて日本では一般の人たちが幸運にまつわるものや言動に左右されやすい傾向があると指摘した。

 日本での幸運に関連した行動や従事する出来事を観察すると、「人々は必ずしもラッキーアイテムを信じているわけではなく、前向きに考えたり、楽しむ方法の1つとして捉えているようだ」と語った。日本文化のなかで、幸運についての考えは気楽で魅力的だったと感じるという。

 運はその人の意志や努力ではどうしようもないことを指し、神社や寺院のおみくじは、この運を予言するとされる。仏教には縁起という考え方があり、日本人は縁起を良くするためにお守りなどを買い、ご利益を受けようとする古くからの風習が存続する。

 現代では、あらゆる出来事は過去の出来事によって決まるという「決定論」や数学的な理論で解析する「確率論」で語られるようになり、迷信が薄れてきた。筆者は、お守りやおみくじを大切に考える日本人の風習に関心を抱いたようだ。



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