2013年4月22日月曜日

■【コラム】 中国オタクが日本のアニメを見ているうちに覚えてしまった日本語


【コラム】 中国オタクが日本のアニメを見ているうちに覚えてしまった日本語
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0419&f=column_0419_028.shtml
2013/04/19(金) 15:03

 日本のアニメをオリジナル音声+字幕で見ることの多い中国オタクの面々ですが、いつの間にか一部の日本語を覚えてしまうという事も少なくないようです。中国のネットを見ていると、そういった流れで覚えたらしき言葉のやり取りも見かけます。また、中国のネットでは「アニメ見ているうちに覚えてしまった日本語の言葉」についてのやり取りも行われていました。

                        ***

 アニメを見ているうちにいつの間にか覚えちゃった日本語とかあるよね。私は「せんせい」という言葉をいつの間にか覚えてしまった。みんなはどんな感じだい?

 そうそう、アニメ見ていてその単語が出た時だけ反応しちゃう、分かるというのってあるよな。私の場合は「ただいま」「おかえり」の組み合わせとかがすぐに思いついた。

 やはり、「おにいちゃん」じゃないかな。日本語の他の家族の呼び方は知らないが、なぜか「おにいちゃん」だけはしっかりと覚えちゃってるぜ……!

 私はそういった呼び方に関しては一応「パパ」「ママ」から「お嬢様」まで分かるようになっている。しかし、長いフレーズになるとダメだわ。

 私の覚えている長いフレーズは「真実はいつも一つ」だな。繰り返される決め台詞なんかは結構覚えられるように思う。

 「あいしてる」「すみません」「わかりました」「がんばります」あと「わたしは……」という言い回しとか。他にも短い言葉はイロイロと聴き取れるようになっている。ただ、時々意味が混乱したりも……

 うーん……俺の場合は「いってらっしゃい」と「ありがとう」かな。意識して分かるようになったのは。それとわりとよく口にするのが「どういうことだ!」だね。

 「バカ」なんかの罵倒語はみんないつの間にか覚えているが、自分はこの言葉の使い方が面白くて好き。ウチの国の映画やドラマの日本兵のわめくお約束の言葉「バキヤロ」は単純に汚い言葉だという感じだが、アニメの「バカ」はシチュエーションによってはとても萌える。釘宮ボイスでツンデレ気味に「バカ」とか最高じゃね?

 罵倒語では「バカ」以外にも「アホ」が比較的よく聴くかね。ただ「アホ」に関しては発音がちょっと難しいよな。「ホ」の発音ってこっちでは使わない音だし。中文漢字の当て字で「啊轟」とかで覚えたり発音しているヤツが多いけど、それだと「aho」じゃなくて「ahong」になっちゃうんだよね。

 日本語でいいのかちょっと迷うが「あらあら」というのがアニメから入って覚えた言葉の中でも印象深い。

 「おにいちゃん」「おばさん」「おばあちゃん」「おじさん」「じいちゃん」「こんにちは」「好き」「みんな」「なに?」「ほんと?」「すごい」すぐに思いついたのはこれくらいかな。

 そういえば私も「なに?」とかはわりとすぐに覚えたな。しかも日常生活で何となく使ってしまう。ただ、知り合いの日本人にナニナニ言いまくっていたら。「それは現実社会の普通の状況で、人への問いかけに対して使うのはあまりよくない言葉だ」と注意されてしまった……

 あれ?「なに」ってそんなに悪い言葉じゃないはずなんだが……

 たぶん驚き的な発音の「なに」だったんだろう。驚きの状況や、不意打ちされたときの「なに」のニュアンスは確かに一般社会では使わない方がいい。

 アニメで覚えて、しかも日常的にちょくちょく使うということなら「みんな」、「みなさん」とかじゃないかね。この二つは呼びかけ的に使えるから、ネットでも使い勝手良いよね。

                       ***

 中国のネットではこういった簡単な言葉が、日本語の発音を強引に中国語の漢字表記にする形でちょくちょく使われているようです。例えば、上でも出ている「みんな」は「米娜」(mi na)などと表記されることが多いようですし、「欧尼醤」(ou ni jiang)で「お兄ちゃん」となったりする模様です。



0 件のコメント:

コメントを投稿