■感動した！ 日本の接客サービスはすばらしい＝中国版ツイッター

感動した！　日本の接客サービスはすばらしい＝中国版ツイッター
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0509&f=national_0509_015.shtml
2013/05/09(木) 09:28

　北京在住の弁護士、陳旭律師さん（アカウント名）が中国版ツイッターである微博で、日本旅行の最中に体験した接客サービスについて「すばらしい」とつぶやいたところ、中国の微博ユーザーたちが多くのコメントとともに次々にリツイートした。

　陳旭律師さんは、旅行先で立ち寄ったデパートで、奥さんとはぐれてしまったという。奥さんが機転をきかし、店内アナウンスで「インフォメーションで待っている」と陳旭律師さんに呼びかけたため、陳旭律師さんはインフォメーションに向かったそうだが、インフォメーションを見つからなかったそうだ。

　困り果てた陳旭律師さんが店員に尋ねたところ、行き方を教えてくれただけでなく、親切にも陳旭律師さんをインフォーメーションまで連れて行ってくれたという。

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　陳旭律師さんが「とても感動した。みなはこういう体験をしたことがあるだろうか？」とつぶやいたところ、「日本人の民度は高い！」、「日本人のサービス精神は至れり尽くせりだ。これは学ぶに値する！」など、接客態度のすばらしさを称賛するコメントが相次いだ。

　しかし、このような接客には理由があるという意見もあり、「店員は陳旭律師さんが弁護士だって分かったから親切だったのでは？」、「日本人も弁護士は大好きってことだよ」などのコメントがあったが、これは少々見当違いな意見と言えるだろう。

　また、「わが国にだって、ちゃんと目的の場所まで連れて行ってくれる人はいるよ。ただしお金を取られるけど」と、中国の状況を指摘する微博ユーザーもいた。

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　中国での接客サービスだが、大都市などではだいぶ改善されてきているものの、地方都市では無愛想で投げやりな接客態度の店員もまだまだ多い。そのような状況下において、日本式の接客サービスを受けた中国人は一様に驚くようだ。

　中国に無愛想で投げやりな接客態度の店員が多いのは、かつて中国が計画経済であったためと思われる。サービスの充実を図らずとも、物を仕入れ、売ることができたからだ。しかし、市場経済が導入され、サービスも売上向上の重要な一環となったため、今ではサービスの充実を図る中国企業も増えている。