2013年5月1日水曜日

■<四川地震>汚職横行の中国に義援金を送っても無駄=香港議会が支出拒否―中国紙


<四川地震>汚職横行の中国に義援金を送っても無駄=香港議会が支出拒否―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71856
配信日時:2013年5月1日 9時34分    

2013年4月30日、人民日報海外版は記事「ごく一部の香港人が災害義援金に反対=彼らの理由は正しいものだろうか」を掲載した。

20日、四川省雅安市でマグニチュード(M)7.0の地震が発生。これまでに196人が死亡する惨事となった。24日、香港議会では1億香港ドル(約12億6000万円)の義援金を送る提案がなされたが、反対意見が強く可決されなかった。また一部ネットユーザーからも「0.1香港ドルすらも寄付しない」運動と題した義援金反対運動が起きている。

汚職が横行する中国政府に義援金を送っても無駄というのが反対派の主張だ。2008年の四川大地震の際には香港からも多額の義援金が贈られたが、そのお金で作られた学校の過半数が手抜き工事だったとの報道もあった。反対派は物資を送るか、あるいは民間非営利団体(NPO)に資金援助するべきと主張している。

香港紙・文匯報は反対派の主張は口実探しにすぎないと批判した。香港では昨秋、中華人民共和国の国民として愛国教育する国民教育カリキュラムの義務化反対を唱える大規模な社会運動が起きている。中国本土への反発が広がる延長線上に今回の義援金拒否の問題があると同紙は分析している。





■【中国BBS】信用できない…香港議会が四川への義援金支出を保留
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0501&f=national_0501_004.shtml
2013/05/01(水) 10:17

 中国大手検索サイト百度の掲示板に、「香港議会が四川への義援金支出を保留したことについての俺の意見」というスレッドが立てられた。スレ主は「同胞を助けることより流用されることを心配したのは香港人の自由だ」と主張したところ、中国人ネットユーザーからさまざまな意見が寄せられた。(写真は「CNSPHOTO」提供)

 香港の立法会は4月24日、同月20日に四川省雅安市で発生した大地震の被災地への義援金拠出の決定を保留した。2008年に四川大地震が発生した際の義援金が流用されるなどしたため、中国本土に対する不信感が根深かったようだ。

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 中国のネットユーザーからは、「香港のやり方は非常に正しいと思う。香港が義援金を送ったら悪事を助長することになる」、「寄付する意味なんかないよ。汚職役人が肥えるだけ」など、香港議会の決定を支持する意見が大半を占めた。

 中国国内の腐敗問題には多くの人が辟易(へきえき)しているようで、「赤十字と地震局がどれだけ潤ったか見るべきだ」という意見や、「5年前の地震の時に香港から来た義援金は、政府が社会安定の費用に使用し、庶民を鎮圧するために使っている。何と恐ろしい!」というコメントもあった。

 ほかには、「中国人自身も政府には寄付しない。香港人が寄付しないのもオレは支持する。寄付するなら直接被災者の手に渡すべき」、「直接政府に義援金を渡さないのはオレも同意する。物資を買って直接送ったほうが良い」など、被災者に直接手渡すべきという意見も多かった。

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 寄せられた意見の大半が、中国政府は信用できないという不満であり、流用や腐敗に怒りを募らせているのがよく分かった。日本でも発生した義援金の流用疑惑だが、中国はより深刻のようだ。




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