2013年5月18日土曜日

■【台湾ブログ】思い立った翌日には日本、JRに首ったけ


【台湾ブログ】思い立った翌日には日本、JRに首ったけ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0517&f=national_0517_056.shtml
2013/05/17(金) 16:31

 バイクと旅を愛する台湾人男性Brett(ハンドルネーム)さんが、満喫した2回目の東北旅行をブログにつづった。

 Brettさんは昨年(2012年)秋にも日本の東北地方を訪問している。今回の旅行は今年の春、奥さんが大陸に出張に行ってしまったため、1人で暇になったのがきっかけだった。

 そこで脳裏によぎったのが昨年見た日本の姿。「1年前に行った弘前公園にはたくさん桜の木があった。5月ならきっときれいに咲いているに違いない!」とひらめいてからの決断は早い。下半期は会社の都合上長期休暇が取れないと分かると「今しか休みが取れないなら、日本へ行こう!」と旅行を決定した。

 翌4月25日には日本に来てしまったというから驚きの行動力だ。さすが旅好きを自称するだけのことはある、といったところだろうか。日本滞在の11日間、会津と盛岡を拠点に、JR線を駆使して会津や青森、長野などを訪れた。

 各地で桜を満喫したBrettさんだが、お楽しみは他にもあったようだ。会津では、東北駅百選に選ばれた会津川口駅を見るために、わざわざ同駅行きの支線に乗車。2両編成の車内では「電車はガラガラ。乗客はみんな静かで寝たり、本を読んだりと自分のことをやっている。私が1番動き回っている人……」と感想を述べた。

 本人の説明どおり、実際に動き回ったのだろう。最後部から見える線路や運転席など、ブログに車内各所で撮影した写真を掲載した。

 帰りの電車では、「帰りは車両に1人きりの乗客! 早速あちらこちらを撮影した」と、車掌席につり革、果ては天井の扇風機のアップまで激写。車両独占の楽しさと興奮が伝わってくる。日本風に言えば、Brettさんは“てっちゃん”の資格が十分にある。JRにほれ込み、“首ったけ”になってしまったようだ。

 さらに盛岡駅では、新幹線「こまち」と「はやて」の連結・切り離しに興味津々。一つ一つ場面を追って写真を掲載し、「まず疾風がホームに着く。後部が“ぱかっ”と開く。次にやってきたこまちの口も“ぱかっ”。そしてゆっくり近づいてきて……合体! 一緒に東京いこうぜ!」と、セリフを加えながら解説した。

 Brettさんは最後に、やや興奮しながら、日本で売られている電車のおもちゃ「プラレール」の、「こまち」「疾風」を紹介。「ちゃんと本物同様切り離しと連結ができる。このクオリティ、日本人は本当に小さい頃からJRが大好きなんだなあ!」と本物の電車ばかりか、プラレールに見る日本人の特徴とおもしろさも伝えた。

 どんなものもおもしろがり、好奇心を持って受け止めること。それが旅を楽しくする秘訣なのかもしれない。



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