2013年5月21日火曜日

■アベノミクスに要注意! バブル時代の貧乏人の扱いがヒドすぎる!


アベノミクスに要注意! バブル時代の貧乏人の扱いがヒドすぎる!
http://news.infoseek.co.jp/article/davinci_2156
ダ・ヴィンチ電子ナビ(2013年5月17日11時40分)

 好景気を夢見て、最近では猫も杓子もアベノミクス万歳の大合唱。なかには「バブル期レベルの好景気となるか」と期待をかける人もいるよう。


 バブルを知らない世代にとっては、「クリスマスには大学生が高級ホテルのスイートルームでパーティ」「赤坂・六本木界隈では万札を振りかざさないとタクシーが拾えない」といった“バブル伝説”を聞かされると、「そんな好景気を一度は経験してみたい」と思うこともあるかもしれない。しかし、好景気とはそんなに甘いものではないようだ。

 バブル期にベストセラーとなった『金魂巻 現代人気職業三十一の金持ビンボー人の表層と力と構造』(渡辺和博、タラコプロダクション/主婦の友社)は、金持ちを「マル金」、ビンボー人を「マルビ」と呼び、人々をマル金とマルビの2つに分けて比較した1冊。このマル金・マルビという言葉は大流行して、栄えある第1回新語・流行語大賞の金賞を受賞したほどだ。格差是正が叫ばれる現在では「脳天気にもほどがある!」と思ってしまうような仕分けの仕方だが、その中身はさらに壮絶。世にも恐ろしい“好景気の裏側”を垣間見ることができる。

 たとえば「主婦」の場合、一流名門幼稚園に子どもを送り迎えする主婦でさえマル金とマルビに分類される。「一流幼稚園に通ってるんだから、みんな金持ちじゃん」と考えたあなた、それは2010年代的思考なのだ。最上級のマル金は、BMWやアウディ、ベンツなどの高級車で“おかかえの運転手が運転し、子供だけがリアシートに乗ってくる”。一方、国産車はマルビに分類されるが、コロナやブルーバードなら「マルビ上組」、カローラやファミリアでは「マルビ下組」となる。さらに、マルビ主婦は「アイテムの少なさをコーディネートでカバー」するものの、“冬になるとコートの数の違いでマル金かマルビかがすぐにバレてしまう”そう。ここでは自分に似合う物を選ぶセンスは問われない。エルメスやルイヴィトンを普段着にできているか否かなのだ。気張ってシャネルスーツを着ると、それはもうビンボーの証しである。



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