2013年5月16日木曜日

■「リョーマの休日」好調、延長します…高知県


「リョーマの休日」好調、延長します…高知県
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130514-OYT1T00526.htm?from=popin

 高知県は観光キャンペーン「リョーマの休日」が好調として、2012年度から2年間としていた実施期間の延長を決めた。


 観光施設などで様々な特典を受けられる「龍馬パスポート」も継続。より内容を充実させ、15年度には県外観光客400万人、将来的には435万人以上の目標につなげる考えだ。

 リョーマ(RYOMA)の休日は、県内を室戸ジオ・高知東海岸、仁淀川、四万十・足摺など7エリアに分け、名所や名物をロマン(R)、やすらぎ(Y)、おいしさ(O)、学び(M)、アクティブ(A)に分類して紹介。仁淀川エリアでは、河原でのバーベキューやカヌー体験など、楽しみ方も提案している。

 連動して始まった「龍馬パスポート」は、参加施設のスタンプを集めてランクアップする仕組み。青、赤、黒と上がるにつれて、より充実した特典を受けられる。目標だった1万冊を4か月で突破し、今年3月には3万冊をクリアする人気ぶり。参加施設は当初の約210からほぼ倍の約410施設(4月現在)となるなど、充実してきている。

 県観光政策課によると、パスポートのランクが上がると高知市以外の観光地に足を運ぶ傾向があり、約3割を占める県内利用者による「地産地消」にもつながっているという。一方、参加施設側の負担が大きいとの指摘もある。

 県は継続期間も含めて検討する方針で、女性グループや家族、一人旅などターゲット別のプランを練ったり、有名ブロガーを起用するなど新たな広報戦略を練ったりする。パスポートには、新たなランクを設けることも検討するという。

 昨年放映されたテレビドラマ「遅咲きのヒマワリ」に続き、11日に公開された映画「県庁おもてなし課」によるPR効果も期待される。同課は「新たな観光客を呼び込む絶好の機会。自慢の食を軸に目新しいプロモーションを展開し、観光客増につなげたい」と意気込んでいる。(田岡寛久)

(2013年5月15日08時08分  読売新聞)




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