2013年5月1日水曜日

■【米国ブログ】日本語の魅力、「いってらっしゃい」にも意味がある


【米国ブログ】日本語の魅力、「いってらっしゃい」にも意味がある
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0501&f=national_0501_002.shtml
2013/05/01(水) 09:45

 日本に滞在していた米国人留学生が、日本文化に関する情報を発信するブログ「vie-van-allegre.blogspot」で、日本語の魅力についてつづった。

 筆者は、「日本語はとても魅力的な言語だ」と語る。日本語を学ぶことで日本文化や日本人の特徴を理解するきっかけになるという。まず、「日本人が礼儀正しく、利己的ではない」ことや、「常に誰かのためになることを考えている」、「調和を重んじ、友人や隣人など他人を尊重することに最善を尽くす」などが言葉から分かるという。

 筆者は、「日本人の多くが控えめで、自分の考えを話したり、感情を表現することに慣れていない」と指摘。「意見や感情を表すことで、対立の可能性を作り、調和を乱すことを恐れる」のだという。しかし、一方で「周囲の人たちと協調して生きることが大切だと思っていることにもつながる」と感じたようだ。

 日本語を学ぶことで驚くことがたくさんあるという。「普段日本人は意識せずに使っているが、日本語には感情や深い意味を表す言語が多い」と語る。留学中、日本人が経営する寄宿舎に入っていたが、家を出るときの挨拶を例に挙げた。

 出かける人が「いってきます」と言い、家に残る人が、「いってらっしゃい」と返事をしてくれる。この言葉の響きが良くうれしくなったという。単純に「出かけます」、「それではまた」という単純な意味だと思っていたが、実はそうではなかったと語った。本当は「今から出かけます、そして帰ってきます」、「行って、無事に戻ってきてください。帰ったらまた会いましょう」という意味が込められていると説明した。

 筆者は、さりげない日本語が持つ本当の意味を知り、周囲の人との協調性や調和を大事にする日本の文化や習慣に感銘を受けたようだ。



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