2011年10月14日金曜日

■神戸  「清盛バーガー」 神戸・中央卸売市場で発売


神戸  「清盛バーガー」 神戸・中央卸売市場で発売 
http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/0004545201.shtml
(2011/10/13 09:15)

 商品化された「清盛バーガー」。直径、高さともに約10センチでボリューム満点

 来年1月からのNHK大河ドラマ「平清盛」にちなみ、舞台の一つとなる神戸に新たな関連商品が誕生した。平家物語で清盛が食べ、平家一門が繁栄した吉兆の魚とされるスズキを使ったファストフードで、その名も「清盛バーガー」。神戸市中央卸売市場本場(神戸市兵庫区)で塩干(えんかん)物を扱う仲卸会社の青年会グループ、神戸海産物卸協同組合交友会が商品化し、同市場内で試験的に販売を始めた。松下恵之(まつした やすし)会長は「地元名物としてPRし、販売拠点を広げていきたい」と意気込む。

 清盛効果で増加が見込まれる史跡めぐりの観光客や地元住民への提供、地元産や同市場の流通食品を使った「食の提案」をテーマに発案された。

 スズキは、パンに挟むメーンのカツ(約120グラム)に使った。成長に応じてセイゴ、フッコなどと呼び名が変わる白身の「出世魚」で縁起も良好。一方、高級魚で採算が取りにくいため、食感が残るようにつぶし、細かくすりつぶしたはんぺんと合わせて揚げた。

 ほかに大葉、タマネギ、キュウリも挟み、みそ、マヨネーズ、からしを混ぜた和風ソースをたっぷり。食べる時に搾るスダチで香りを高め、風味を増す。

 1個400円。同市場2階飲食店街の喫茶店「aoi(アオイ)」で毎週土曜午前10時から、限定10個販売。(宮路博志)



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