2011年10月7日金曜日

大阪城天守閣 復興80年の歩み 特別展8日開幕


大阪城天守閣 復興80年の歩み 特別展8日開幕
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111007/art11100713360004-n1.htm
2011.10.7 13:35

 復興80周年を11月に控えた大阪城天守閣(大阪市中央区)の記念特別展「天守閣復興」が、天守閣3・4階展示室で、8日開幕する。80年の歩みを写真パネルや模型などでたどるほか、天守閣所蔵の重要文化財「大坂夏の陣図屏風(びょうぶ)」も展示する。

 天守閣は昭和6年、大阪市民の寄付150万円(現在の貨幣価値換算で約100億円)で再建。豊臣秀吉が建てた初代天守閣から数えて3代目にあたり、鉄骨鉄筋コンクリート造り。今年11月7日に復興80周年を迎える。

 展示されるのは、3代目天守閣の設計原図10点や復興工事の写真パネル、復興と同時に開園した大阪城公園のイラスト風案内図、シャチホコの小型模型、空襲によって荒廃した櫓(やぐら)の写真パネルなど121点。

 重文の「大坂夏の陣図屏風」は、豊臣・徳川両軍の激突や大坂城(当時は大坂と表記)落城後の光景が描かれた六曲一双の屏風で、秀吉築城の大坂城の外観を伝える貴重な絵画資料として知られる。

 特別展は11月27日までの連日午前9時から午後5時(入館は同4時半)まで。土・日曜日と祝日は開館時間を1時間延長する。入館料は大人600円などで、復興記念日の11月7日は無料。
 また、期間中の11月23日には、復興天守閣の価値を学術的視点から探るシンポジウム「大阪城天守閣復興の意味を問う」が開かれる。参加無料だが、申し込みが必要(先着順)。午後1時から。

 特別展とシンポジウムの問い合わせは大阪城天守閣((電)06・6941・3044)。



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