2011年11月16日水曜日

■観光客誘致へ 英語でHP


観光客誘致へ 英語でHP
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20111116-OYT8T00100.htm
2011年11月16日  読売新聞

地元市民ら感想加え執筆

 県内の話題を取材し英文で発信しているラリー・ニフィングさん(横浜市中区の横浜中華街で) 横浜スタジアムでの観戦記、横浜・元町のラーメン店のメニュー紹介……。

 外国人観光客向けに日本各地の身近な場所を地元に住む人たちが英文と写真で紹介するホームページ「Japan Tourist(ジャパン・ツーリスト)」が今月4日に開設された。東日本大震災で大幅に減った外国人観光客を日本に再び呼び込むのが狙いで、ホームページの神奈川県の責任者で横浜市中区に住むアメリカ人のラリー・ニフィングさん(53)は「現在の記事は約30本だが、1年後には300本に増やしたい」と意気込んでいる。

 このホームページは、外国人向けの英語情報紙を国内のホテルなどで無料配布している「メトロポリス」(東京)が設けた。通常の観光ガイドとは一線を画し、地域事情に詳しい地元に住む市民らが設定したテーマに自分の感想を加えて厚みのある内容にしている。

 これまでに掲載された神奈川県内の記事は、川崎大師(川崎市川崎区)、こどもの国(横浜市青葉区)、野毛山動物園(同市西区)、三渓園(同市中区)のほか、横浜市内のラーメン店、呉服店、小料理屋などライターお勧めの店の紹介などで、県内に住むライター約10人が約30本の記事を出している。

 ニフィングさんは、横浜スタジアムでベイスターズのナイターを観戦した思い出をスタンドでの応援風景のほか、日本初の国際野球試合が1896年に横浜で行われた歴史なども紹介しながら球場などの写真8枚とともに掲載している。

 ライターの一人で横浜市磯子区に住む小泉成史さん(62)は同市中区の日本新聞博物館と日本郵船歴史博物館を取材し、英文で記事を執筆。「日本郵船歴史博物館内部のインテリアは優雅」などと感想をつづっている。

 現在の話題は横浜市と川崎市が中心だが、今後は湘南エリアや箱根などの記事も充実させていくという。ニフィングさんは「草の根ネットワークを広げるため、英文で記事を書く県内在住者を募集している。出した記事の本数に応じてホテルの無料宿泊券などの特典もある」と参加を呼び掛けている。

 ホームページのアドレスはhttp://www.japantourist.jp。



0 件のコメント:

コメントを投稿