2011年11月14日月曜日

■【米国ブログ】漫才の「ボケ」と「ツッコミ」、欧米にないユーモア


【米国ブログ】漫才の「ボケ」と「ツッコミ」、欧米にないユーモア
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1111&f=national_1111_081.shtml
2011/11/11(金) 11:35  サーチナ
  
 日本の情報を提供する「tokyoroomfinder.blogspot」では、米国人男性が日本のユーモアについてつづっている。

 筆者は、どの国にでも特別なユーモアセンスがあるが、日本のユーモアは独特だと記している。日本のユーモアは文化的要素に加え、欧米で慣れ親しんでいるユーモアとかなり異なるという。

 もし、日本語を話すことができない人が、日本のバラエティ番組や漫才を見ると、少し奇妙な感じを受けるかもしれないという。とにかく確実に笑えない何かがあるとつづっている。

 しかし、筆者の場合、日本語をある程度マスターし、日本文化をより理解したあと、ようやく日本のユーモアの面白さが理解できたという。数年前に何が面白いか分からなかった同様の番組を見て、自分が笑っているのに気付いたと振り返っている。

 筆者は一体何が違うのかを分析したところ、自分の日本語の上達だけではなく、欧米とは異なる文化で感受性を高めたため、笑いのセンスを楽しめるようになったという。

 日本のユーモアには、漫才にも代表される「ボケ」と「ツッコミ」があると述べ、漫才とは2人組で披露される伝統的な話芸で、滑稽な人がボケ役で、真面目な人がツッコミ役となり、会話の掛け合いをし、スピーディに話が展開すると説明している。筆者は一般的な会話でもこの「ボケ」と「ツッコミ」が使われることがあると語っている。

 ボケは面白いことを言うことが期待されており、話題で明らかな勘違いなどを織り交ぜて会話する。一方ツッコミは、ボケの間違いを素早く平手打ちをし、指摘する。

 筆者は、漫才のボケとツッコミを知らない人は、日本人の冗談に気付かないばかりか、会話の途中で平手打ちを受けて腹立たしく思うこともあるかもしれないと懸念している。しかし、日本の独特のユーモアは、長く滞在するうちに理解できるようになるから心配しなくて良いだろうと締めくくっている。



0 件のコメント:

コメントを投稿