2011年11月11日金曜日

■平壌観光やめて=W杯ツアーに拉致家族-旅行会社「配慮不足だった」


平壌観光やめて=W杯ツアーに拉致家族-旅行会社「配慮不足だった」
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2011111000990
2011/11/10-20:46 時事ドットコム

 北朝鮮で15日に行われるサッカーワールドカップ(W杯)アジア3次予選の日本-北朝鮮戦の公認ツアーが、平壌市内の主体(チュチェ)思想塔など、故金日成主席をたたえる施設の観光を日程に組んでいたことが10日、分かった。拉致被害者の家族会と支援団体「救う会」の抗議を受け、日本サッカー協会と政府は対応を協議している。主催する旅行会社は「拉致問題の観点を認識していなかった。配慮不足だった」と説明している。

 ツアーは、14日から2泊3日の日程で西鉄旅行(福岡市)が企画。15日午前に、故金主席をたたえるために造られた主体思想塔や凱旋(がいせん)門、大規模な軍事パレードが行われる金日成広場の観光を盛り込み、65人が応募した。

 政府は国民に要請している北朝鮮への渡航自粛を、今回に限って解除した。家族会なども観戦は容認したが、「観光は自粛対象のはず」と指摘。3カ所とも拉致が行われた時代の主席をあがめた場所であり、見直しを政府と協会に要請した。



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