2011年11月19日土曜日

■“80後”上海OLの間で、なぜ東南アジア旅行が人気なのか?


“80後”上海OLの間で、なぜ東南アジア旅行が人気なのか?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1118&f=column_1118_014.shtml
2011/11/18(金) 13:00

 サーチナ総合研究所(上海サーチナ)の中国現地モニターの中から協力者を募り、インタビューを行なっていく企画。今回は、段さん。1984年、西安生まれ、上海在住。日系の広告会社で働く“80後”OLだ。国慶節はいつも海外旅行という彼女、毎月の給料のほとんどは旅行に消えていくという。これまで行った国、そしてこれから行きたい国とは。

<80後の国慶節-人気の東南アジア>

――現在、日系の職場でお勤めということですが、何年くらいになりますか。
段 二年ちょっとですね、もうすぐ三年ってところで。

――会社の人はみな日本人なんですか?
段 ほとんどそうですね。ただ、中国人もいますよ。

――生まれは上海?
段 いえ、私は西安出身なんです。

――ただ、上海語も少しお話になるようですね。
段 周りの友だち、同僚や付き合ってる男性も、みな上海人なんですよね。だから知らず知らずのうちに影響を受けているので、ちょっとだけできるんです。やっぱり環境の影響は大きいですよ。

――上海へはいつごろ来たんですか? 上海に来た理由は。
段 2003年くらいですね。実は子どもの頃、ずっと見ていたテレビドラマがあったんです。そこで聞いた上海語の「アクセント」がすごく大好きになって。なんて言うのかな、ちょっとセレブな感じで、文学的なオーラがあったんです。もちろん外国と密接に繋がっている感じがあります。好きなんです、そういうの。逆に北方都市はそういうのが欠けてるんですよ。それで上海が大好きになって、やって来ました。あとは私の選んだ職業とも関係がありますね。広告業は沿海部の都市で発達していますから。

――今回の国慶節、ベトナム旅行では何人くらいで行ったんですか。
段 四人です。

――仕事仲間と?
段 いえいえ、以前出かけたときに知り合った友だちです。それからどんどん友だちが増えていって。

――中国では職場の仕事仲間とはどちらかというと疎遠な感じだと聞きました。
段 ほとんどがそうなんじゃないでしょうか。でも、一緒にいる子たちとはすぐ打ち解けますよ。

――日本では仕事でもいろいろな付き合いがあるんですよ。みんなで飲みに行ったり。
段 この辺では少ないですね。仕事は仕事、友人は友人、きっちり分かれてるんです。

――日本では仕事が終わってから一杯というのはありますけど、中国ではないんですね。
段 女性ならあるかもしれませんが、男性はないですね。

――今年の国慶節はベトナムへ行かれたということでお話を伺いたいと思います。
段 もっとも、ベトナムは相当近いですけどね。正直なところ、ベトナムへ行ってもあんまり外国に来たって感じがしないんですよ。上海近辺って感じで。いまはたくさんの上海人が東南アジアを訪問してますからね。道すがら、上海人にもよく会いましたよ。

――最近の中国では、長期休暇の旅行先といえば、欧米はそれほど多くない、日本や韓国はまあまあ、実は東南アジアがすごく多いんですね。
段 そうなんですよ。大切なことが二つあるんです。ひとつは航空券が安いこと。いつも格安航空券があるんです。二つ目は、ビザが取りやすいこと。料金を払えばすぐに取れますからね。今回は旅行社に240元払うだけでベトナムビザが取れました。東南アジアで重要なのはこの二点ですね。それですごく旅行する人も増えたんですよね。

――2~300元というと安いですね。
段 本当にすごく安いんです。しかもデポジットも何もいらない。もしアメリカやヨーロッパに行くのであれば銀行でローンを組んで、それから不動産の登記権利書、会社の証明書なんかも必要で、とにかく面倒なんです。



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