2011年12月9日金曜日

■リニューアル、上々の滑り出し=静岡県東京観光案内所〔地域〕


リニューアル、上々の滑り出し=静岡県東京観光案内所〔地域〕
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201112080059.html
2011年12月8日13時6分

 静岡県が東京観光案内所(東京都千代田区有楽町、東京交通会館地下1階)を11月2日にリニューアルオープンしてからほぼ1カ月が経過した。日本茶インストラクターが供する県名産の緑茶と菓子のセット(400円)を味わえる新サービスが好評で、「お昼休みにお客さまが並ぶことも」(同案内所コンシェルジュ、目黒はるみさん)と滑り出しは上々。県では新たな静岡ファンの獲得を通じて、首都圏からの来県者数の増加につなげたい考えだ。

 「Shizuoka Mt.Fuji Green―tea Plaza」と命名された同案内所は、国際異文化交流の橋渡しなどで活躍するマリ・クリスティーヌ氏がコンサルタント役を務め、「改装費に約1300万円」(川勝平太知事)を投じて、白を基調とした独特の空間を演出した。観光パンフレットや物販品の菓子を平積みせずにシンプルなたたずまいを守り、「画廊などと間違われたこともある」(椎名みち子主任)という。

 店内では日本茶インストラクターに緑茶の入れ方や魅力などを教わったり、コンシェルジュに県観光の相談をしたりしながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる。自治体の観光案内所らしくない内装や雰囲気も好評で、リピーターも少なくないという。人気の高い県の地酒を求める来店者も多いが、免許の関係から酒類の販売はしていない。

 県では同案内所を首都圏における情報発信基地と位置付けており、今後、お茶教室などの講義や各種観光イベントでも活用していく方針だ。 



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