■市民の観光ガイドがデビュー 身につけた案内術を披露
http://www.townnews.co.jp/0203/2011/12/09/128038.html2011年12月 9日号
坂道の楽な歩き方も参加者に案内するガイド 生田緑地は市内でも最大規模の都市公園となっております――。
区民の観光ボランティアガイドによる初めてのツアーが先月26日にあり、観光客を引き連れて生田緑地を散策した。
観光ボランティアガイドの育成は多摩区役所地域振興課が区内の観光資源を市民目線でまちづくりに生かそうと取り組んでいる事業の一環。今年7月から始まった育成セミナーには市民37人が受講し、接客マナーや案内方法などを学んだ。
デビューとなったこの日は2コースに分かれて、岡本太郎美術館や日本民家園など生田緑地の見どころを巡った。ボランティアガイドのメンバーはやや緊張しつつも、丁寧に解説し、セミナーで身につけた案内術を披露した。中には道案内をしながら多摩川音頭を歌うメンバーも登場し、ツアー一行を和ませた。
ボランティアガイドのひとり、星野久江さんは「緊張しすぎて原稿どおりに言えない部分もあった。一人で練習するのとは違い、人前だと難しい。慣れることが必要」と初めてのガイドを振り返った。
主催した同課の高橋菜摘さんは「7月から全6回の講座を受けて案内術を披露する場だった。ガイドの人にとっては細かい準備と努力の積み重ねで、ツアー客の評価も上々だった。次年度もこのノウハウとスキルを生かした取り組みへとつなげたい」と話している。
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