2011年12月13日火曜日

■【仏国ブログ】日本は清潔で素晴らしい、しかし多くのホームレスが


【仏国ブログ】日本は清潔で素晴らしい、しかし多くのホームレスが
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1212&f=national_1212_233.shtml
2011/12/12(月) 10:44
  
 日本に滞在中のフランス人のブログ「Issekinicho」では、日本社会のイメージやホームレスが多い実態についてつづっている。

 まず筆者は、旅行で訪日した程度であれば、清潔さや素晴らしさだけを感じることができるが、滞在してみてそれ以上のことが見えたと述べている。日本は集団社会であることがフランスでも知られており、互いに気持ちよく過ごす配慮があるなど、肯定的に受け取られているが、筆者もこれは認めている。

 しかし、この集団社会からはみ出したものに対しては、日本は救済措置が少ないようだと語っている。花見や祭りの会場で、筆者は多くのホームレスを見る機会があった。そこから、街角にいるホームレスに興味を抱いたという。

 筆者は、日本におけるホームレスの実態についての個人的な感情は記さず、写真を掲載。またフリーターと呼ばれる層を紹介した動画へのリンクも掲載し、これまでフランスであまり語られてこなかった日本の実態を伝えている。

 記事には、多くのコメントが寄せられている。「日本は過去から、部落民など社会からはじきだされた層が存在している」との指摘や、「どこにも完ぺきな国はないのに、なぜフランスでは日本に関しては良い部分ばかりが語られ、このような側面については語られてこなかったのか」と記す意見も見られる。

 また訪日したことのある読者は「実際に日本でホームレスを見る機会が多かった」と記している。「フランスと異なって、日本の警察はホームレスが路上生活することに対して比較的寛大なようだ」と述べるコメントや、「日本のホームレスは自分の責任でホームレスになったものの、尊厳までは捨てておらず、シェルターなど他人に頼らず、自活していく道を選ぶようだ」といった意見が寄せられている。

 ブログ記事やコメントからは、否定的な面も踏まえて「日本」という国があり、良い部分だけで語りきれないという見方が多く見られる。



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