2012年1月11日水曜日

■GPSで4言語ガイド ラド観光、外国人向けバスに導入


GPSで4言語ガイド ラド観光、外国人向けバスに導入
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-186078-storytopic-4.html
2012年1月10日 
    
 ラド観光沖縄営業所(玉木立所長)は、衛星利用測位システム(GPS)に対応した多言語自動音声ガイドシステムを同社が所有する観光バスに導入する。GPSでバスの位置を測定し、現役バスガイドが作成した観光情報を適切な場所でFMラジオを介して自動提供する。対応言語は日本語や英語、韓国語、中国語(北京語)の四つ。外国人観光客の受け入れ態勢を整備し、満足度向上を狙う。

 同ガイドシステムは、システム開発のアドホック(愛知県)が開発。東京都のはとバスをはじめ、全国で導入実績がある。県内での導入は初めて。

 同システムを搭載した日帰り観光バス「美ら海家族さーびす号」を、南部―北部間のルートで21日から一般運行する。

 ラド観光の日帰りツアーでは平均3割の乗客が外国人観光客だが、日本語のみのバスガイドで、満足に対応できていなかったという。

 玉木所長は「県内全体がインバウンド(外国人観光客誘致)に力を入れている中で画期的なシステム。外国人満足度を向上させたい」と意気込んでいる。

 現在、同社は観光バスを2台所有。同システムを活用した日帰りツアーは、中南部のホテルから乗客を乗せて、本部町の美ら海水族館や名護市のナゴパイナップルパークなどを周遊する。
 ツアーの問い合わせは(電話)098(951)0012。



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