2012年1月11日水曜日

■世界で最も遅延便の多い空港は「北京首都国際空港」


世界で最も遅延便の多い空港は「北京首都国際空港」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0110&f=column_0110_013.shtml
2012/01/10(火) 18:29
  
 アメリカのウェブサイト「LETS FLY CHEAPER」が世界で最も悪い空港リストを発表した。(2011年12月集計)

 このリストはフライト・ディレイ(遅延便)の本数を数えたもので、海外出張など仕事で渡航で飛行機を利用する人にとって、商談や会議に遅れるリスクを避ける目安となる。

 最も遅延便数が多い空港には、北京首都国際空港が選ばれ、5位には日本人が多く利用する上海浦東国際空港という結果となり、中国の空港がワースト5に2空港ランクインした。

 2番目には様々な調査で高感度の良いシンガポール・チャンギ国際空港が入り、3位はパリ/シャルル・ド・ゴール国際空港、4位マドリード・バラハス国際空港という結果である。

 特に北京首都国際空港に関しては、2位以下を大きく引き離し、月間で遅延便が1万2864本に及ぶ。北京首都国際空港は2010年の旅客数では世界2位、発着回数では世界8位の巨大空港である。しかし、世界で最も多い発着便数を数えるハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港は遅延便数は5472便で、残念ながら、発着便数と比例している結果とは言うことはできない。

 北京首都国際空港第2ターミナルは、北京に就航するスカイチーム加盟会社が同一ターミナルに集結し、スカイチーム加盟会社のチェックイン、スカイチーム間での乗り継ぎの利便性なども強化しているが、いくら利便性が良くても、遅延が多くてはアジアのハブ空港としては恥ずかしい限りである。

 この不名誉な結果を早く克服してこそ、「誰もが認める」アジア最大のハブ空港となるだろう。



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