2012年1月25日水曜日

■観光活性化は「地元住民から」 農業を通じた観光振興のヒント聞く 名張で講演会


観光活性化は「地元住民から」 農業を通じた観光振興のヒント聞く 名張で講演会
http://www.iga-younet.co.jp/news1/2012/01/post-143.html
2012年1月24日 20:02

 農業を観光分野に生かすための講演会が1月24日、名張市蔵持町里の市武道交流館いきいきで開かれた。生産者や商工関係者ら30人が出席した。

 講演会を主催した県は、農業を軸とした地域活性化の一環として、市内の農村地域や生産者団体を支援していることから、「農業観光」の実践に関心のある個人や団体を対象に初めて開いた。

 この日は三菱UFJリサーチ&コンサルティングの田中三文さんが、「最新トレンドから学ぶ農業観光振興の展望」と題し講演。

 田中さんは、観光の活性化に大切なこととして「誇り」「人」「仕掛け」の3つを掲げ、「まずは名張の魅力を地元が知ること」、地域の観光資源を見直しや隣接する伊賀市との交流を重ねることで「地元住民に愛され、誇りに思ってもらうことが大切」だと提言した。

 田中さんは、県内の行政や団体でコンサルタント業務にも携わっていることから、農業を生かした観光活性化の成功事例として伊賀市の「伊賀の里モクモク手づくりファーム」や松阪市の「ウエストパーク松阪」を挙げながら、「名張でも果物狩りだけで終わるのでなく、その場で食事を提供するなどの付加価値が必要だ」と指摘した。



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