2012年2月14日火曜日

■【中国ブログ】日本企業の企業精神を称賛「これは日本だけ」


【中国ブログ】日本企業の企業精神を称賛「これは日本だけ」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0110&f=national_0110_131.shtml
2012/01/10(火) 13:24
  
 中国人ブロガーの「呉殷」さんは、坂本光司著「日本でいちばん大切にしたい会社」を読んで感動し涙させられたと述べ、同書籍をつうじて考えさせられた企業のあり方について、自身のブログにつづっている。

 同書籍は会社規模、ブランド力、成長速度などといった従来の基準ではなく、「人びとに素敵な生活を提供するためにどれほど真剣に取り組んでいるか」という基準でさまざまな企業を評価している。社員がその会社で働くことでどれほど喜びを感じているか、顧客がその会社の存在によってどれほど幸せを感じているかなどが関係している。

 同書籍で紹介されているいくつかの会社は利潤や規模の拡大を最優先にしておらず、ある会社はサービスの質を落とさないために、市場の拡大を故意に制限し、限られた地域を越えて拡大することは考えないようにしているという。

 筆者は「普通の観点からすればこれはおかしなことであり、企業精神と呼べるものではない」としつつも、「こうした精神と方法が会社のサービスの質や純粋さを保証している」と称賛する。

 筆者は「おそらく日本のような国家だけが、このような企業精神を養うことができる」とし、「それは経済面で欲を求めず、組織文化の面で善と美しさを求める精神」と述べた。さらに筆者は、今の中国では情を持たない人だけがうまく生き残れると述べ、「たとえ利益を求めていないように見せかけても、その大半はさらに賢くより多くの利潤を詐取できるかを考えている」と非難した。

 また筆者は、日本の一部の会社に見られる理想主義の精神や追求はぜひともみなに知らせるべきと述べ、企業が利益追求という目標を超えて、道徳面で世界を動かす力となりえることを証明するものだと称賛した。



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