2012年4月2日月曜日

■南海地震の津波案ずる声、地震局「大被害の恐れ低い」―中国



南海地震の津波案ずる声、地震局「大被害の恐れ低い」―中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0402&f=national_0402_049.shtml
2012/04/02(月) 12:53
   
 中国・浙江省地震局は1日、日本の「南海トラフ」でマグニチュード(M)9の地震が発生した場合に起こる津波について、「浙江省沿岸に破壊的な影響を及ぼす可能性は小さい」との見解を発表した。中国新聞社が1日伝えた。

 中国国内では、日本の内閣府地震専門家委員会が31日発表した西日本太平洋沖海底の「南海トラフ」で巨大地震が発生した場合の影響について多くのメディアが紹介。ネット上では「中国沿岸にも大津波が押し寄せるのか」と心配し、当局による公式見解を求める声が寄せられた。

 これに対して同省地震局は公式サイトにて、「東シナ海は比較的浅く、津波の伝達には向いていない。南海トラフでM9の地震が起きても、その津波のエネルギーは東シナ海で急速に弱まるため、浙江省、江蘇省沿岸に破壊的な影響を与える可能性は小さい」とする同省地震観測予報研究センターの専門家の見解を発表した。

 同局はまた、1946年の南海地震(M8.0)、昨年の東日本大震災による津波ではいずれも高さ50センチメートルに満たなかったことを合わせて紹介した。




0 件のコメント:

コメントを投稿