2012年4月2日月曜日

■本物も何もなかった有名「海外」ブランド「老人頭」―中国メディア



本物も何もなかった有名「海外」ブランド「老人頭」―中国メディア
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0402&f=national_0402_029.shtml
2012/04/02(月) 11:29
   
 20年以上の長きにわたり中国国内の消費者にイタリアの服飾ブランドと認識されてきた「レオナルド(老人頭)」をイタリア当局が「国内に存在しないニセブランド」としたことに関連して、山東省の青島新聞網は1日、青島市内だけで20の異なる「老人頭」ブランドが存在し、もはや無秩序状態となっていることを伝えた。

 一方、同市内で20年あまり靴の卸業に携わってきたある業者が、1990年代に「イタリアの老人頭」が市場に現れた当初は「男性のステータス」として人気を集めていたと語ったことを挙げ、正規の外国ブランドとして浸透していた様子も紹介した。この業者によると、後に「フランスの老人頭」「英国の老人頭」などが続々現れ、「どれが本物か分からなくなった」という。

 そもそも「本物」など存在しないという衝撃的な展開となった「老人頭」ブランド。同市内の服装業界関係者はこのような「ニセ外国ブランド」の作り方は至って簡単であるとして、「国内生産したものを一旦国外に出して戻す」「外国で商標登録するだけで、デザイン、生産、販売はすべて国内で済ます」「外国の地名をブランドに関して、消費者の誤認を誘う」という3つの方法を紹介した。




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