■関西国際空港のLCC特集ページ刷新－国内最多9社就航をPR

関西国際空港のLCC特集ページ刷新－国内最多9社就航をPR
http://airportnews.jp/headline/905/
（2012年04月04日）

　関西国際空港（大阪府泉佐野市）は4月、公式ウェブサイトにある特設ページ「気軽に安く旅行ができるLCC（格安航空会社）特集」」を刷新した。

　昨年10月に開設された同ページは、同空港に就航するLCCが航空旅客に新しい旅の選択肢を提供していることをアピールする内容。「LCC＝関西空港」というメッセージを掲げ、既に運航を開始していた5社と就航予定の3社と路線の情報などを掲載していた。

　コンテンツの更新は、同空港乗り入れ9社目となるイースター航空（韓国）の就航を受けて行ったもの。3月に同空港を拠点に運航を開始したPeachの情報も盛り込み、同空港に国内最多となる9社のLCCが就航することをアピールする。

　新ページではアジア地域と日本国内の地図と就航航空会社を表示し、各航空会社のプロフィールと路線と便フライトの詳細を掲載する。4月1日時点で、同空港からLCCでアクセスが可能なのは国内6空港（新千歳・羽田・福岡・長崎・鹿児島・那覇）と海外6カ国・地域の10都市・11空港（ソウル仁川／金浦・釜山・済州・台北・マニラ・クアラルンプール・シンガポール・ケアンズ・シドニー・ゴールドコースト）。

　同空港では現在、日本初となるLCC専用ターミナルの工事が2012年秋の供用開始を目指して進められている。簡素化した設備やサービスで航空会社の使用料が低減するのが特徴で、就航9社が利用を予定するほか、完成を機に新たなLCCの誘致を狙う。