2012年5月17日木曜日

■女性のスカート丈は景気を反映? ミニは好景気、ロングは不景気


女性のスカート丈は景気を反映? ミニは好景気、ロングは不景気
http://uloco.jp/a/a_0001hatak/id/1902/t/20120516
2012/05/16 uloco

 米国の経済学者ジョージ・タイラー氏は1920年、「女性のスカートの長さ」が景気を反映しているという説を提唱した。タイラー氏によれば、好景気時にはスカートの丈が短くなり、不景気時にはストッキングを購入するお金がなくなり、生足を出したがらない女性は必然的にロングスカートを選択するのだという。2012年の中国ではロングスカートに流行のきざしが見られるが、これは何を示しているのだろうか。

 1920年代の米国経済は好調だったが、そのころからスカートの丈が短くなり始めた。その後、大恐慌が到来するとともにスカートの丈が長くなったという。1960年代、戦後の景気回復で米国人女性は再び脚を露出するようになったが、1970年代になると景気は悪化し、スカートの丈も長くなったのだという。

 また、米国のある研究によれば、NYダウ平均株価の中長期変動指数はパリの女性のスカートの長さと密接に関連しているらしい。スカート丈が短い時にはダウ株価は上昇し、逆に長い時には株価が下落しているのだ。

 現在、中国ではロングスカートに流行のきざしが見られる。中国の有名なショッピングサイト淘宝網(タオバオワン)において、「ロングスカート」というキーワードで検索すると、214万件を超える商品が販売されている。中国人女性の間では、ロングスカートが揺らめく姿がかわいいうえに、背が高く痩せて見えることが好評のようだ。

 中国におけるロングスカート流行と中国経済の動向には相関性があるのだろうか。専門家は「米国ではそうかもしれないが、中国では聞いたことがない」と述べ、「女性がロングスカートを履くのは流行を求めているから」と回答した。

 世界経済の牽引役となった中国経済が失速すれば、日本の景気もさらに悪化するだろう。中国経済とロングスカート流行に相関性がないことを祈るばかりだ。



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