公衆トイレに人が住む、通行人は周囲の緑地帯で用を足す=河南
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0608&f=national_0608_080.shtml
2012/06/08(金) 17:18
河南省鄭州市で、道路に設けられた公衆トイレに人が住み着き、問題になっている。トイレは2011年に工事が終わったが水道や電気が通じていないため、「閉鎖中」だった。周囲にトイレがないため、通行人が緑地帯で用を足すなどで、衛生面にも問題が出ている。中国新聞社が報じた。
問題が出ているのは鄭州市の中州大道。道路両側の一部には、緑地帯が設けられた。公衆トイレ11カ所も約1年前に建てられたが「内装中」の表示があり、使用できない。
その後、使用できないトイレの内部に住み着く人が出始めた。“トイレ住人”は、「2年前から緑地帯を作る仕事をしている。1年ぐらい前から、ここに住むようになった」と説明した。
広い道路で周辺に建物も少ないため、“用足し”に困る通行人もいる。その結果、きれいに整った緑地帯の中に汚物や紙が残ることになった。「汚い緑地帯だよ」と、道路清掃員も顔をしかめる。
「住人」がいることを知らず、トイレを使おうとして驚く通行人もいる。“室内”には、ベッドやソファが置かれ、調理用のかまども作られている。洗濯物も干している。
中州大道北段景観建設プロジェクト部の任沢生経理は、「トイレ11カ所のうち、3カ所は水や電気が通じていない。内部の設備が整っていない場所もあった」と説明した。まだ使用できないので、作業員を住まわせていたという。
任経理は「8カ所は、すぐに(トイレとして)使用できる状態だ。残り3カ所も、できるだけ早く使用できるようにする」と説明。トイレに住んでいる人の問題については「別の住む場所を探す」と述べた。
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