【台湾ブログ】チャーター便で茨城に飛び、「梅の花鑑賞旅行」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0612&f=national_0612_062.shtml
2012/06/12(火) 14:39
3月にチャーター便を利用して、台湾から茨城県に飛び「梅の花鑑賞ツアー」に参加したという台湾人女性が、ブログに感想を掲載。寒くつらい思いをしたが、合格点をつけられるなかなかの満足旅だったそうだ。
台湾人女性の秀其(ハンドルネーム)さんは、3月17日から3泊4日で茨城へ。180の座席があるチャーター機だったが、この日の乗客は70人程度。機内を広々と利用できたおかげか、秀其さんは空の旅に満足していた様子だ。しかし茨城空港に到着すると、気温5度の雨模様で「とにかく寒い!」というのが第一印象だったようである。
到着後すぐに、水戸の偕楽園に出向いて梅を鑑賞した秀其さんたち。「300種類、1万株以上の梅の花がある施設だったが、咲いていたのは半分くらい」とちょっとがっかりした様子だったが、ブログには美しい梅の花の写真が載せられている。あいにくの雨だったが、観光客が多いことに驚いたそうだ。また宿泊先の夕食が牛しゃぶ食べ放題で、「台湾で食べると高いのに!」と述べ、日本の味をお腹いっぱいになるまで楽しんだようだ。
2日目は雪道を歩きながら、中禅寺湖や華厳の滝などの名所へ。「雪ですべらないように」と、みんなで手をつないでゆっくりと歩いたことが、楽しい経験になったという。だが友人の1人の足が雪にはまり、引っ張ると靴が脱げるアクシデントも発生。「傘に引っ掛けて、なんとか無事に靴をすくい上げた」とホッとしている。
ほか、宿泊した草津温泉のホテルに台湾人スタッフがいて親切にされ感激したことや、ショッピングしたこと、食事が充実していてどれもおいしかったことなど、写真と共に楽しい思い出をブログに載せている秀其さん。後半は天気に恵まれ、美しい梅の花を存分に見て満喫したようだ。
台湾の人々は「春の日本」というと、桜の時期に合わせた旅行を計画するのが主流と思えるが、ちょっと日程を早めて秀其さんのように「梅」をターゲットにするのもいいかもしれない。台湾ではなかなか味わえない雪に囲まれた冬の風情や温泉、しゃぶしゃぶやすき焼きなどの鍋料理など、台湾にはない“日本らしい季節”を楽しめる。
茨城県公式サイトによると、秀其さんが利用した3月17日のチャーター便は、2011年の東日本大震災以降初の台湾チャーター便だったとのこと。茨城と台湾を往復する内容で、茨城からはほぼ満席の172名の旅客が出発。台湾からは76名と少なかったようである。だが横断幕を準備し、グッズやパンフレットを配り盛大に台湾からのお客様を迎えたとのこと。チャーター便は不定期運航のようだが、今後も茨城と台湾で人々の行き来が続いていきそうだ。
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