■【仏国ブログ】大人の遊び心をくすぐるお弁当、見た目も楽しい

【仏国ブログ】大人の遊び心をくすぐるお弁当、見た目も楽しい
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0619&f=national_0619_018.shtml
2012/06/19(火) 10:06
       
　ショッピングや食べもの、文化などに関するフランス人女性のブログ「ｆｒａｉｚｙｃｉｒｃｕｓ」では、フランスでも人気が高まりつつある日本の弁当を紹介している。

　弁当は外出時に持参できるタイプの食事で、個人用のものと複数名で食べるタイプがあると説明。日本では昔、外出や旅行をする人がおにぎりを竹の皮で包んだものを持ち、昼食時には場所を選ばず食べることができ、これが弁当の由来のようだと紹介している。

　日本では長い歴史のある弁当だが、フランスでは数年来の日本食ブームの中で知られつつある状況。筆者は、弁当は便利で健康的、またごみが出ないことから環境にもやさしく、外食や市販のサンドイッチを購入したりするよりも経済的で、かつ視覚的にも美しいと絶賛し、これからますます人気が高くなるだろうと伝えている。

　ほとんどの場合、弁当は自宅で作られ、日本国外にも急速に広まりつつある弁当箱につめられると語る。日本では、給食が配膳されない学校の学生や、職場で短時間で昼食を済ませる人たちが、弁当を持っていくようだと述べている。

　弁当は、弁当箱やグッズ、また盛り付けによって洗練された印象になったり、かわいいものになったりするので、作り手の発想力が見られ、食べておいしいだけではなく、見るだけでも楽しいとつづる。また、弁当箱にさまざまな食品や料理を詰めるので、携帯用の食事にもかかわらず、栄養のバランスがよい利点もあると好印象をつづっている。

　記事のコメント欄には、子どものような心を持つ大人の遊び心をくすぐるようだと読者の声が寄せられている。

　弁当関連の本も多数出版され、弁当グッズも以前より入手しやすくなったフランス。弁当は便利で経済的と実用面を重視する人から、料理を楽しむ人までが興味を抱いている様子がうかがえる。