2012年6月21日木曜日

■【米国ブログ】台風に対する日本人の対応「真剣に受け止め完璧に」


【米国ブログ】台風に対する日本人の対応「真剣に受け止め完璧に」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0621&f=national_0621_014.shtml
2012/06/21(木) 09:23
       
 日本に関する情報を発信する米国のブログ「japan-culture-tourist」では、日本に滞在中の米国人男性が台風を通して感じたことをつづっている。

 強い暴風雨のことを日本では台風、米国ではハリケーン、豪州ではサイクロンと呼ぶ位。これは台風は主に太平洋や南シナ海で発生した熱帯低気圧を指し、アジア付近以外の太平洋で発生したものをハリケーン、インド洋やオーストラリア付近で発生するとサイクロンと呼ぶことからきている。

 筆者は、実際に日本の台風を体験すると、息が止まりそうになるくらいの風速で、暴風雨が吹き荒れると説明。毎年台風で亡くなる人もいて、深刻な状況だと伝えている。

 そして日本の台風は、米国や豪州とは呼び名が異なるだけではなく、メディアなどでの扱いも違い、とても日本的な方法で対処されると記している。

 こうしたゆゆしき事態が生じるとき、真剣に受け止めて完璧に対処するのが日本人だ、と筆者は語る。すぐにテレビでは気象情報の特別番組が組まれ、地図と気象状況を示しながら、どこで台風が発生し、どのように進行するかを予測する。人々は台風が陸地に接近したかなどの現状把握を行うと日本での様子を伝えている。

 ニュース番組の最中でも、画面の端には台風の経過を記す地図が示され、暴風域や台風の状態が即座に分かるようになっていると紹介。さらに電車の遅れや洪水など大きな被害について伝え、常に住民に注意を促していると対応の良さを評価している。

 米国では、2005年8月に米南東部を襲った大型ハリケーン・カトリーナや、昨年8月米東海岸へ上陸した大型ハリケーンなどで多くの死者が出た。日本人が台風を深刻に捉え対処する姿勢に強く共感した様子がうかがえる。



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