2012年6月8日金曜日

■日本の国家イメージが世界一であるワケ

■日本の国家イメージが世界一であるワケ
http://j.people.com.cn/94475/7839553.html
「人民網日本語版」2012年6月7日

米ニュース雑誌「タイム」はこのほど、世界を対象とした世論調査の結果を発表。世界で最も敬意を受けている国は「カナダと日本」としている。日本の華字紙「日本新華僑報」が6日付で報じた。

米国のある研究センターが2005年に発表した、世界各国の「態度」に関する調査報告でも、日本の国家イメージは長年トップをキープしている。

その要因として、日本の経済や科学技術の発展が考えられる。日本製の商品は近年問題が取り立たされることあったものの、全体的には良い評判を得ている。世界各地に向けて輸出している自動車はすべてオリジナルブランドであり、これがイメージ構築につながっている。さらに、日本は清廉潔白な官僚が多く、政治の透明性が保たれており、この点でも世界でトップクラス。日本の不動産は一般正社員の収入でも買えるほどの値段だが、菅直人前首相でさえマイホームを持っていない。

国家イメージの善し悪しは国民の言動にかかっていると言えるだろう。もちろん日本でも犯罪はあるものの、全体的には良い状態が保たれている。そのため、多くの外国人が、日本人は街中で大声で話したりしないなどマナーを守り、礼儀正しく、お金を借りれば必ず返すなど信頼を大切にすると見ている。世界各国の人々はこのような状態の日本をしっかりと目に焼き付けているのだ。

この調査結果はちょうど良い時に出された。中国は思いあがってうぬぼれたり、逆に極端に自分を過小評価したりしてはならない。さまざまな角度から自分や日本を見つめ直し、自分のなすべきことをすることが一番重要である。






■中国人の日本に対するイメージ、「嫌中」と「変態」が高得票率
http://j.people.com.cn/94475/7708821.html
「人民網日本語版」2012年1月18日

 21世紀の初めの10年間、十数カ国の大国が国際社会を主導し、それぞれの思惑が交錯したが、利益を統合するには遠く及ばなかった。中国の国情は特殊であり、その他の大国と複雑な駆け引きをしている。中国人のこれらの大国に対する印象も、駆け引きの中で徐々に形成された。「環球時報」の運営サイト「環球網」は2011年11月29日、各国に対する第一印象に関する調査を開始した。同調査はネット上で、米国、日本、ロシア、インド、英国等の10大国に対するおおまかな印象を調査し、各国に対して10-30のキーワードを設定した。半月間に渡る投票により、投票数が30万票を超え、同サイトが実施した投票の最高記録を樹立した。

 ◆日本:嫌中、変態

 歴史の流れと現実の衝突を背景に、一部の日本メディアが中国に対する懸念を深めている。これを受け、中国人ネットユーザーの日本に対する第一印象は、「嫌中」が得票率6.9%(計2万2251票)で1位となった。この割合は際立って高かったわけではないが、日本の中国との競争、そして中国の台頭を抑えようとする意図が、中国人ネットユーザーの共感を呼んだ。また日本メディアでしばしば取り上げられる「電車男」、「変態オヤジ」等の卑猥な男性イメージにより、「変態」が6.8%の得票率で、日本に対する第一印象の2位となった。

 戦争の歴史に対する立場は、中日関係の根強い問題となっている。右翼勢力の「軍国主義」に対する称揚、「靖国神社」に対する崇拝などにより、これら2つのキーワードが共に6.3%の得票率に達し、日本に対する第一印象の3位となった。

 投票結果を見ると、中国人ネットユーザーの日本の国民性に対する認識は複雑でもあり、客観的でもある。一方で、日本人の強者に対しては礼儀正しく、弱者に対しては冷酷非情な性格により、「虚偽」が5.5%の得票率で5位となった。厳しい上下関係による「男尊女卑」も、3.4%の得票率に達した。一方で、「勤勉」、「イノベーション」、「環境保護」、「先進的」、「質素倹約」、「礼儀正しい」等の長所も指摘され、3.6-5.0%の得票率に達した。



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