2012年7月24日火曜日

■ストレス性疾患抱える20代男性が急増。就職難などが主因に


ストレス性疾患抱える20代男性が急増。就職難などが主因に
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/07/24/2012072400847.html
2012/07/24 09:52 朝鮮日報

 韓国でストレス性疾患を抱える20代の男性が急増している。

 国民健康保険公団が健康保険診療費を分析した結果、20代男性のうちストレス性疾患(重度のストレス反応・適応障害)と診断され病院やクリニックで治療を受けた患者は、2007年の5034人から昨年には6562人に増加した。とりわけ、20代無職男性の10万人当たりの患者数は、ここ5年間で154人から227人へと47.4%増えている。一方、20代無職女性の患者数は同期間で13.9%の増加にとどまっている。

 大学を卒業後、2年間就職できずにいるAさん(29)は、常に不安と焦りを抱え、以前よりも神経質になった。考試院(受験生向けの貸し部屋)で勉強を続けているが、髪が抜け始めて円形脱毛症を発症し、うつ病も重なり苦しい日々を送っているという。

 江北サムスン病院精神科のシン・ヨンチョル教授は「20代の無職男性は長期にわたる就職難に加え、以前に比べ女性との就職競争も激しくなった。未来が見えず、精神的・心理的なプレッシャーが大きくなっている」と話した。



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