2012年7月5日木曜日

■電通、海外16地域で日本のイメージや興味・関心を調査 日本の魅力は「旅行・自然景観」と「食」


電通、海外16地域で日本のイメージや興味・関心を調査 日本の魅力は「旅行・自然景観」と「食」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0705&f=business_0705_188.shtml
2012/07/05(木) 19:04 サーチナ
       
株式会社電通は7月4日、「ジャパン・ブランド」に関する調査結果を発表した。

この調査は、2011年6月以降3回にわたり、海外16地域で行われており、海外における東日本大震災後の日本のイメージや興味・関心を把握するのが目的。調査地域は、韓国、台湾、香港、北京、上海、タイ、マレーシア、シンガポール、インド、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、アメリカ、カナダ(第2回はブラジル)、オーストラリアで、20~59歳までの男女個人(世帯年収中級以上)で有効回答数3772を得た。

まず、「現代のサブカルチャー」「コンテンツ」「食」「技術」「旅行・自然景観」「伝統文化」の6つの分類について、具体例を付記した上で興味・関心を聞いたところ、16地域全体でもっとも関心が高いジャンルは「旅行・自然景観」だった。次いで、「食」「技術」「伝統文化」が続いた。ほとんどの地域で「旅行・自然景観」と「食」に対する関心が高く、加えて、アジア+ロシアは「技術」に、欧米+オーストラリアは「伝統文化」に関心が高かった。

16地域全体でもっとも関心が高い詳細項目は「日本食」。16地域中13地域でトップになるなど、全地域でトップ3にランクインした。次いで「日本の温泉」「日本への旅行」となっている。アジア諸国をはじめとしてヨーロッパ・オーストラリアでは、「日本産の食材」についても関心が高かった。

“日本人の性質”については、16地域全体で、「勤勉な」「礼儀正しい」という日本人の真面目さを連想させる項目が他を引き離してのトップ2。+(プラス)イメージと-(マイナス)イメージの両方を聴取したが、+イメージが上位に挙がっている。「創造性がある」「細かいことを気にする」は東南アジアで高いスコアを示し、「連帯感がある」は東アジアとタイで高いスコアを示した。“クリエーティブ力”と“行き過ぎた「繊細さ」”が東南アジアで感じられているといえる。この他「閉鎖的」は、隣国の韓国とロシアで高かった。



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