【米国ブログ】日本でのビジネス「準備をしっかり、忍耐力も必要」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0705&f=national_0705_018.shtml
2012/07/05(木) 10:16
日本の情報を発信する米国のブログ「kaleyinjapan」では、日本で仕事をしている米国人女性が、ビジネスをする上で日本と米国には重要な違いがあると記している。
日本と米国の文化の相違は、ビジネスにも影響することがあるという。筆者は、日本人とビジネスをしたい米国人はまず日本の伝統と習慣をよく理解しなければならないとし、分かっていないと必ず失敗することになるとアドバイスしている。慣習や礼儀における小さな過ちでさえ、外国人企業家にとってトラブルの原因になりかねないという。
筆者は、日本で仕事をしていると戸惑うことがあると打ち明けている。例えば日本人の名刺は、その人の会社でのランクやポジションをはっきり示していないことが多いため、どのくらい敬意を示せばよいのか分からないという。
また、ビジネスの提案も正確さや誠実さが必要で、詳細な情報が不足することなく、よく準備しておく必要があるため、努力が必要だと伝えている。米国人は我慢が足りない面があるので、日本人の忍耐力を学んだ方が良いだろうと忠告している。
米国企業の代表が数週間の会議に出席するため来日することがあるが、交渉が泥沼にはまり込むと忍耐の限界を迎えてしまう局面があったと振り返っている。代表は日本語の十分なトレーニングを受けていないか、あるいは2カ国の文化的な相違を理解できていない場合も多々あるという。
一方、日本人の代表が米国で交渉する場合、語学だけではなく、政治や文化を長年研究した人である場合が多く、ビジネスにおいて踏み込んだ話ができるのが素晴らしいと好印象を伝えている。
相手を尊重する文化的背景があるからこそ、相手国のことをよく知った上でビジネスする。この日本人の姿勢には見習うべきものがあると締めくくっている。
0 件のコメント:
コメントを投稿