2012年7月3日火曜日

■【コラム】 日本市場に肉薄 急成長を遂げる中国のヘルスケア市場


【コラム】 日本市場に肉薄 急成長を遂げる中国のヘルスケア市場
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0702&f=column_0702_021.shtml
2012/07/02(月) 10:05
       
 中国のヘルスケア市場は近年、急激な成長を遂げています。例えば、2010年の医薬品、医療機器、化粧品の各市場は毎年、2桁成長を継続し、各々、3兆5000億円、2兆円、1兆3000億円規模と日本市場に肉薄しており、日本を追い越すのは時間の問題と言われています。

 その要因は何と言っても経済成長による個人所得の増大にあります。日本も昔はそうだったように、まず生活して行くことに重きが置かれ、少し余裕が出てくると、テレビ、パソコン、車、家と行った物に対する要求が高まります。物質的に満たされると今度は健康でありたい、若さを保ちたい、美しくありたい、長生きしたい、という欲求が出てきます。

 その結果、医薬品、保健食品、化粧品という健康に関係する製品のニーズが高まり、ヘルスケア産業が成長していくことになります。

 医療観光ツアーという言葉を耳にされた方は多いのではないでしょうか。中国人の方で医療と観光を併せた日本ツアーです。シンガポールや韓国は1つのビジネスとして既に認知されていますが、日本もこの数年、このようなツアービジネスが浸透しつつあります。

 主に旅行業者や自治体が医療機関と協力してやっています。たとえば、1日人間ドッグ、その後、観光とショッピングというツアーです。日本の医療技術は世界トップレベルなので中国の裕福層の人たちは健康診断を受け、健康管理を行うと同時に日本の観光を楽しむといわけです。

 すでに都道府県単位でこの医療観光ツアーをPRしていることがありますが、結構、人気を呼んでいるようです。これはよく言われる安心、安全、健康を特徴とする「MADE IN JAPAN」のサービスといえます。



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